11日の関東は朝から昼前が雨のピークで、激しく降る所も。体が濡れる雨で、強い風により交通機関に影響が出ることも。12月とは思えない気温で、日中は冬のコートだと暑いくらい。

関東の予想降水量
関東の予想降水量

雨のピークは?

11日の関東地方は昼頃にかけて雨が降るでしょう。
雨のピークは朝から昼前にかけてで、各地で雨脚が強まり、一時的には激しく降る所もあるでしょう。
上の図は朝の通勤・通学時の雨の降り方を示しています。
赤い表示は3時間に10ミリ以上の雨が予想されているエリアです。
地面からの跳ね返りで足元が濡れる雨となり、場所によっては傘をさしても濡れてしまうほどの降り方となるでしょう。
また、沿岸部を中心に南よりの風が強く、「傘がさせないような風」が吹く所もある見込み。
横なぐりの雨となって、足元だけでなく、腰辺りまで濡れてしまうことも。
服や靴が濡れたままで過ごすと、体が冷えてしまいます。
あすはレインコートやレインブーツ、濡れた服を拭くタオルや、靴下の替えなどがあるとよいでしょう。
風の影響を受けやすい列車など、交通機関が乱れる恐れもあります。
あすは少し早めに起きて、気象情報や交通情報をチェックした方がよさそうです。

雨でも12月とは思えない気温

この南よりの風は、12月とは思えない暖かさを連れてきます。
下の図は都心のポイント予報です。
昼頃にかけては南よりの風が吹いて、気温は20度くらいまで上がる予想です。
雨でも寒さはないでしょう。
冬物のウールコートやダウンコートでは汗ばんでしまうかもしれません。
夜も気温の下がり方は緩やかで、夜9時頃になってようやく15度を下回ってきそうです。
ただ、夜は北風に変わり、強めに吹くでしょう。

都心のポイント予報(10日午後5時発表)
都心のポイント予報(10日午後5時発表)