いよいよ12月。1年の終わりを迎えつつありますが、気象の世界では「冬」の始まりです。1日は、北海道や東北の日本海側では雪が降り、冬らしさを実感しそう。一方、太平洋側では広く晴れて、関東から西はポカポカ陽気が期待できそうです。

気象庁が定める「季節」とは

気象庁は、「春」「夏」「秋」「冬」の区分について、次のように定めています。
春・・・3月から5月
夏・・・6月から8月
秋・・・9月から11月
冬・・・12月から翌年2月
12月1日は、気象の世界では「冬」のスタートなのです。

北日本は「冬」らしい天気 関東から西はポカポカ陽気

1日は、北海道は日本海側を中心に雪が降るでしょう。風が強めに吹くため、ふぶく所がありそうです。お出かけの際は、十分にご注意ください。
東北の日本海側でも雲に覆われ、所々で雪や雨が降るでしょう。北陸も雲が多いですが、雨は明け方までとなる見込みです。
これらの地域は日差しがなく、昼間も冬らしい寒さとなりそう。青森や金沢では、30日と比べて気温が5度も下がるでしょう。服装選びにお気を付けください。
一方、太平洋側は広く晴れるでしょう。風が穏やかで、日差しの下ではポカポカ陽気になる所が多い見込み。
特に名古屋から西では、広く11月中旬並みの気温に。「冬」の始まりの割には、比較的過ごしやすいでしょう。

貴重なポカポカ陽気に?

西日本では、1日が「貴重なポカポカ陽気」になるかもしれません。
福岡の今週の天気を見てみると、2日は天気が下り坂。4日ごろまでスッキリしない天気が続きます。
週末は晴れ間が戻りますが、気温の上昇は鈍い見込み。昼間も空気がヒンヤリしそうです。
穏やかに晴れる所では、洗濯や布団干しなど、日差しを有効に使いたいですね。