11月最後の日曜日は雲が主役です。29日は冬型の気圧配置が緩む見込みです。北日本の荒れた天気はおさまる一方、冬晴れの土曜日となった所にも雲が広がるでしょう。西から傘の出番が近づく見込みです。

12時の雲の様子
12時の雲の様子

28日土曜日 冬のたより 続々

雲の様子を見ると、寒気に伴う筋状の雲が日本海に広がり、一部が太平洋側にも吹き抜けています。
28日は冬型の気圧配置で、北日本は強い風を伴った雪や雨、北陸から山陰はしぐれ、太平洋側は広く晴れの天気でした。
朝は関東甲信と東海を中心に今季一番の冷え込みに。沖縄本島から400キロほど東の南大東島にも冷たい空気が届いて今季一番気温が下がりました。
冬のたよりも続々と届き、青森で統計開始以来、最も遅い「初雪」、水戸と甲府で「初氷」、水戸と静岡、谷で「初霜」、滋賀県彦根で伊吹山の「初冠雪」を観測しました。

29日日曜日 冬型緩む

29日は冬型の気圧配置は緩み、北日本の荒れた天気や北陸のしぐれは次第に収まる見込みです。
高気圧に覆われますが、天気の変化は早く、次の気圧の谷が近づきます。太平洋側にも雲が広がって、西から雨が降り出すでしょう。
各地の予報をまとめました。

各地の天気

北海道
風は穏やかになるため、体感温度は少し上がるでしょう。日本海側とオホーツク海側は雪のやむ時間が多くなる見込みです。太平洋側は日の差す時間もあるでしょう。
●東北の日本海側、北陸
冷たい雨や雪は午前が中心で、雷を伴って降り方が強まることもある見込みです。午後は天気が回復するでしょう。
●山陰
雲が多く、スッキリしない天気が続く見込みです。しぐれることもあるため、お出かけには傘が手放せないでしょう。
●東北の太平洋側と関東から近畿、山陽
晴れ間の出る所もありますが、雲が広がりやすいでしょう。天気はなんとかもつため、まずまずのお出かけ日和と言えそうです。
●四国
曇り空ですが、日中は天気の崩れはない見込みです。夜遅くなると雨雲がかかりやすくなるでしょう。
●九州
朝は霜が降りるほど冷える所もあるでしょう。昼間も日差しがなく、空気が冷たく感じられそうです。夕方からは雨の降り出す所があるでしょう。
●沖縄
午前は晴れますが、午後は次第に雲が増えるでしょう。夜遅くに雨が降る見込みです。