25日は旧暦9月13日で、十三夜です。十五夜に次いで美しい月とされています。関東から九州はすっきりと晴れ。輝く月を見上げてみては。

池袋サンシャイン60から見た十三夜
池袋サンシャイン60から見た十三夜

十三夜のお月見

旧暦9月13日の夜は十五夜につぐ名月として、古くから月を鑑賞する風習があります。十五夜を「中秋の名月」と呼ぶのに対し、十三夜は「後(のち)の月」、収穫の時期に入る栗や豆をそなえることから「栗名月」、「豆名月」とも呼ばれます。
24日夜は東京地方で木枯らし1号、25日は近畿地方でも木枯らし1号が吹きました。強い風が空気中のチリをとばして、関東から九州にかけてはすっきりと晴れる所が多く、輝く月を楽しめそうです。
一般に、十五夜の月見だけをして、十三夜の月見をしないことを「片見月」といって、縁起が悪いとされます。今年の十五夜を愛でた方は特に、夜空を見上げてみてはいかかでしょうか。

冷え込み強まる

今夜から各地で冷え込みが強まります。26日の最低気温は、東京11度、大阪13度と、前日より2~3度低く、名古屋は8度と今シーズン初めて1ケタの冷え込みになりそうです。高知は前日より8度低い10度の予想です。風も冷たいので、お月見は風を通しにくく、暖かい服装を心がけましょう。