大型の台風23号が日本の東を北上中。関東から北では、太平洋側を中心に、あすにかけて風が強まりそう。特に北海道は大荒れの天気になるおそれがあり、早めの対策が必要です。

7日午前6時現在、大型の台風23号は南鳥島の北西を北に進んでいます。今後は、スピードを上げながら日本の東を北上するでしょう。台風の北上に伴い、関東から北の太平洋側を中心に風が強まり、波が高まる見込みです。
各地の風が強まる時間帯をまとめました。
【関東】
千葉県の沿岸部などでは、すでに風が強まっている所があります。千葉県や茨城県の沿岸部では、あす夕方まで風の強い状態が続くでしょう。特に、きょう夕方から夜のはじめ頃にかけては、非常に強い風が吹きそうです。また、あす明け方にかけて、海は大しけとなるでしょう。
【東北】
太平洋側の海上では、きょうは風が次第に強まり、あすは非常に強く吹くでしょう。海は大しけとなりそうです。また、あすは陸上でも風が強く吹く見込みです。
【北海道】
きょう昼過ぎには風が次第に強まり、海はしけるでしょう。あすは風が非常に強くなり、太平洋側東部では猛烈な風が吹くおそれがあります。猛烈な風とは、走行中のトラックが横転することもある、危険な風です。海は、太平洋側西部やオホーツク海側で大しけ、太平洋側東部では猛烈なしけとなるでしょう。

北海道は大雨のおそれも 早めの対策を

台風23号は、あす夜には北海道に接近するおそれがあります。北海道は、あすは広く雨となり、局地的に非常に激しく降るでしょう。
風が強まるため、大荒れの天気となる可能性も。飛ばされやすいものを屋内にしまったり、側溝や排水溝の水はけを良くしたりと、早めの対策を心がけましょう。
台風の備えについては、下のリンク「台風に備える」も参考になさってください。

台風23号の進路予想図(クリックすると最新情報が見られます)
台風23号の進路予想図(クリックすると最新情報が見られます)