きょうの日本付近は東西に広がる帯状の高気圧に覆われます。午前中は雲が広がりやすいですが、午後は広く晴れるでしょう。秋の空気に包まれ、日中は10月らしく爽やかな陽気になる所が多いでしょう。

高気圧の団子三兄弟が登場

きょうの日本付近は東西に広がる帯状の高気圧に覆われるでしょう。午前中は雲が広がりやすく、北日本の日本海側では雨の降る所がありますが、午後は広く晴れる見込みです。ただ、東京などの関東南部や静岡県は東寄りの湿った空気の影響で、午後も雲が広がりやすいでしょう。
きょう午後9時の予想天気図を見ると、団子三兄弟のように高気圧が東西に並んでいますが、秋や春に登場しやすい高気圧です。この高気圧に覆われると、晴れの天気が長続きします。あす以降も、沖縄と九州から関東・北陸にかけては晴れる日が多い予想です。ただ、台風23号が北上してくるため、東北と北海道では8日~10日にかけては天気が崩れそうです。

関東甲信や東海地方 長袖でちょうど良い

最高気温はほぼ全国的にきのうより低く、特に、関東甲信地方と東海地方はきのうより5度以上低くなる所が多い見込みです。北海道と東北北部は20度以下、東北南部から東海地方は20度~23度と快適でしょう。暑さの続いていた関東や東海地方ではようやく秋の到来が感じられそうです。西日本はまだまだ半袖で過ごせる陽気が続きますが、山陰地方は爽やかです。沖縄は30度を超えて、暑さが続くでしょう。

台風23号の今後の動き

台風23号は今後は向きを北寄りに変えて、8日ごろは関東の東の海上に進んでくる見込みです。その後は北上を続け、9日は北海道に接近するでしょう。小笠原諸島はきょうからしけてきます。伊豆諸島はきょうの後半から、あすは東日本や西日本の太平洋側・大東島では波が高くなります。海のレジャーは注意が必要です。