気象庁は3日、1か月予報を発表しました。期間の前半は、西日本を中心に気温が平年より低く、この時期としては涼しい状態が続く見込みです。9月5日から10月4日までの平均気温と降水量、日照時間の見通しに関する速報です。

低温や日照不足 しばらく続く

北・東・西日本では8月12日以降、曇りや雨の日が多く、気温や日照時間が平年を大幅に下回っています。(上の図)
これらの地域では、今後10日間程度、気温の低い状態や日照不足が続く見込みです。
また、九州(山口県を含む)と近畿地方は、9月8日頃からの約1週間も低温が続くとして「異常天候早期警戒情報」が発表されました。
引き続き、農作物の管理などに注意してください。

向こう1か月の天候

【北・東・西日本】
天気は数日の周期で変わるでしょう。
北日本日本海側では平年に比べて晴れの日が多いですが、東日本太平洋側と西日本は、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうです。
【沖縄・奄美】
平年と同様に晴れの日が多い見込みです。

週別気温の予想

【1週目(9月5日~)】
1週目は、北日本で「低い」確率60%、東・西日本で「低い」確率80%、沖縄・奄美は「平年並み」の確率が50%です。
【2週目(9月12日~)】
2週目は、北・東日本で「平年並み」の確率50%、西日本で「低い」確率50%、沖縄・奄美は「平年並み」または「低い」確率ともに40%です。
【3~4週目(9月19日)】
3~4週目は、北日本で「平年並み」または「高い」確率ともに40%です。