関東から北海道は雨や雷雨で、局地的には激しく降るでしょう。傘が全く役にたたないくらいの雨が降りそうですからご注意ください。

広い範囲で大気の状態は不安定

前線を伴った低気圧が日本海を東北東に進んでいます。
低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込むため、
2日は九州から北海道にかけて大気の不安定な状態が続く見込みです。

雨が止んだ後も油断は禁物

九州から近畿地方にかけては雨の峠は越えましたが、まだ油断はできません。
日中は日差しも出ますが、急に雨雲が広がり、雨が降り出す所があるでしょう。
天気の急変には引き続き注意して下さい。
また、九州から近畿地方では、昨日からの大雨で地盤の緩んでいる所があります。
愛媛県の宇和島では午前7時20分までの24時間に187ミリの雨が降るなど、
四国や紀伊半島では昨日から150ミリ前後の雨が降った所がありました。
雨が止んだあとも、しばらくは土砂災害などに注意が必要です。 一方、東海から北海道は、雨や雷雨で、局地的には非常に激しく降るでしょう。
静岡の御殿場では午前7時20分までの24時間に193ミリの雨が降るなど、
静岡県では土砂災害警戒情報の出ている所もあります。
静岡県と神奈川県に活発は雨雲がかかっています。
雨雲は北北東へゆっくり動いているため、
東京都心や千葉県でも雷を伴い、雨脚の強まる所がありそうです。

次々に雨雲は流れ込んでいるため、一旦雨が止んでも油断は禁物です。
きょうは雨具を持ち歩いた方が良さそうです。
あす3日6時までの24時間に予想される雨量は、
東海と北海道の多いところで、100ミリの見込みです。
大雨による土砂災害や川の増水、低い土地の浸水などには注意してください。