2日水曜も広く曇りや雨。ただ、日差しが少ないからといって涼しいわけではありません。1日に比べて真夏日地点数が増え、蒸し暑さがアップしそう。9月になりましたが、熱中症にはご注意を。

真夏日地点 2日は1日の倍以上

上の図は、8月27日木曜からの、全国の真夏日地点数の割合をグラフにしたもの。27日木曜には全体の2割以上あった真夏日地点数が、次第に減少。1日火曜は少し増えたものの、全体の1割にも届きませんでした。
ちなみに、平年ならば、東京は30度、大阪や名古屋は32度くらいまで上がっており、まだまだ真夏日地点が多い時期です。
ところが、2日水曜は、真夏日地点数が急増する予想。1日の倍以上の地点数になりそうです。真夏日にはならなくても、1日より気温が高くなる所が多いでしょう。1日と比べると、東京都心は2度高い28度、仙台は4度高い28度、広島は4度高い30度の予想です。広い範囲で、この時期らしい気温となりそうです。

湿気が多く蒸し暑い!熱中症対策を

このところ暑さが落ち着いている地域では、「熱中症」のことをお忘れではありませんか?
熱中症情報を見ると(下の図)、埼玉県谷市や群馬県館林市、岐阜県多治見市で「厳重警戒」となっています。
真夏のような厳しい暑さではありませんが、2日は湿気が多く、かなり蒸し暑くなる見込み。湿気が多いと汗が蒸発せず、熱がこもりやすくなります。
「9月になったから…」「日差しが強くないから…」と油断せず、こまめに水分補給をしたり、エアコンや除湿機を使って湿度を下げたりするなど、熱中症対策を心がけましょう。