近畿地方で雨雲やカミナリ雲が発達中。急な強い雨や落雷、竜巻などの突風に注意を。中国・四国地方はこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所もあり、土砂災害などに警戒が必要です。

近畿 2日明け方にかけて大雨に注意

山陰沖の低気圧からのびる前線が西日本を通過中。この前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込み、雨雲やカミナリ雲が発生しやすくなっています。
午後2時30分現在の雨雲の様子を見ると(上の図)、兵庫県を中心に活発な雨雲がかかっています。
近畿地方は2日明け方にかけて、局地的にカミナリを伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。低い土地が浸水したり、川が増水したりするほか、土砂災害が起こる可能性も。落雷や、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

中国・四国 引き続き土砂災害などに警戒を

中国・四国地方は、大雨のピークは過ぎつつあります。ただ、雨が弱まったからといって油断はできません。
午後3時現在、愛媛県に「土砂災害警戒情報」が発表されています。これまでの大雨で地盤が緩み、土砂災害の危険度が高まっている所があります。少しの雨でも土砂災害が起こる可能性がありますので、警戒を続けてください。
また、河川の氾濫・増水、低い土地の浸水にも、引き続き注意が必要です。