東京の8月後半の日照時間は35年ぶりの少なさに。9月のスタートも九州から東北にかけて、ぐずついた天気になるでしょう。この先もしばらく曇りや雨の天気が続き、日差しが戻るのは週末になりそうです。

8月最終日もぐずついた天気 日差し少なく

今日も秋雨前線の影響で、九州から東北にかけて雲が広がり、西日本を中心に活発な雨雲がかかっています。
8月の後半は北東からの湿った空気や前線の影響で関東から東北の太平洋側を中心に日差しが少なくなりました。
東京の8月16日から30日までの日照時間は30.3時間。
今日の日照時間もこれまで(午後3時まで)は0分で経過しています。
8月の後半でここまで日照時間が少ないのは1980年の17.8時間以来、35年ぶりです。

9月のはじまりも曇りや雨

明日から新学期がスタートというお子さんも多いと思いますが、明日も秋雨前線の影響でぐずついた天気となりそうです。
九州から東北は雲に覆われ、雨が降りやすいでしょう。
九州や四国、中国地方では午前中はカミナリを伴って、激しく降る所もある見込みです。
最高気温は九州から東海は28度くらい。
関東は26度ほどと今日より2度くらい上がって、風の通らない場所はムシムシと感じられそうです。

広く日差しが戻るのは?

この先も秋雨前線や湿った空気の影響で、木曜日頃まで広く、ぐずついた天気が続くでしょう。
週末になると前線が次第に本州の南に南下。
金曜日には九州から東海、東北でようやく日差しが戻りそうです。
土曜日になると関東でも太陽が顔を出すでしょう。
ようやく雨具なしでお出かけできそうです。
ただ、この晴れ間も長続きしません。
日曜日には九州で雨が降り出し、月曜日は東北南部にかけて雨が降る見込みです。
この先も洗濯にはあいにくの天気の日が多くなりそうです。
部屋干しなどこまめに片づけた方が良いでしょう。
関東や東北南部を中心に8月とは思えないほどのヒンヤリした日が多くなりましたが、
この先1週間も30度を大きく超すような厳しい残暑が戻ることはなさそうです。
ただ、東京でも金曜日には30度近くまで上がる予想ですので、夏服の出番はありそうです。