台風11号 大雨・暴風の警戒期間

2015/07/15 20:41

大型で非常に強い台風11号は、16日(木)夜遅くから17日(金)にかけて四国や紀伊半島、九州に接近、上陸の恐れ。広い範囲で暴風や大雨に厳重な警戒が必要です。警戒期間をまとめましたので参考になさってください。

大型で非常に強い台風11号は、15日(水)18時現在、 紀伊半島のはるか南海上を1時間に20キロの速さで北へ進んでいます。 今後も比較的ゆっくりとした速度で北上し、強い勢力をたもったまま四国や紀伊半島、九州に接近、 16日(木)夜遅くから17日(金)にかけて上陸の恐れもあります。 16日(木)から17日(金)は広い範囲で大雨や暴風、高波に警戒が必要です。 以下、地方ごとに警戒期間をまとめましたので、上の図とともに参考になさってください。 【九州】 16日(木)午前中から雨が降り出し、17日(金)の日中は断続的な雨となるでしょう。 16日(木)夜から17日(金)の昼ごろにかけて暴風が吹き荒れそうです。 海上は大しけとなるでしょう。 大潮の期間にあたり、潮位が高くなりますので十分な警戒をしてください。 【中国・四国】 雨が続き、16日(木)夕方から17日(金)昼ごろにかけて大雨になるでしょう。 局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の降る所がありそうです。 予想される総雨量は、17日(金)にかけて多い所で1000ミリ近くに達する見込みです。 16日(木)夕方からは暴風が吹き、17日(金)の日中いっぱい風の強まる所がありそうです。 落雷や竜巻などの激しい突風にも注意なさってください。 海上は、高波や高潮に警戒が必要です。 【近畿・東海】 18日(土)昼ごろにかけて雨が続き、17日(金)を中心に雨脚が強まるでしょう。 土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分に警戒してください。 16日(木)夕方から17日(金)昼ごろにかけて暴風が吹く見込みです。 海上はうねりを伴って猛烈なしけとなるでしょう。 【関東甲信】 18日(土)昼ごろにかけて雨で、17日の午前中は激しく降る所がある見込みです。 風は、17日の午前中が最も強くなりそうです。 海上はうねりを伴い、大しけの状態が続きますので警戒してください。 台風11号の動きが遅いため、長い時間にわたって強い雨や風が続く可能性があります。 今後の台風情報にも十分に注意して、万全の対策でお過ごしください。
台風11号の予想進路図(15日18時現在)
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