14日14時までの最高気温は、群馬県館林市は今年全国1位の39度2分。東京も今年1番の暑さ。15日も所々で猛暑日か。16日は台風が西日本に接近、今年初上陸の恐れも。

今年1番の暑さ 観測史上1位の所も

今日14日も、全国的に厳しすぎる暑さで、暑さのレベルは一段と上がっています。14時までの最高気温は、群馬県館林市では39度2分と、今年全国で最も暑くなりました。岩手県の山田、宮城県の気仙沼、福島県の川内、茨城県の大子などでは、観測史上1位の暑さとなっています。特に、東北や関東で気温の上がるペースが速く、正午のアメダスをみると、35度以上の表示が目立ちます。東京は34度3分と、今年1番の暑さです。
【追記】
群馬県館林市の気温は、14時16分に、39度3分まで上がりました。
館林の最高気温は、平年だと30度ですから、平年よりも8度くらい高くなっているのです。

猛暑から蒸し暑さへ

この暑さ、いつまで続くかと言いますと…

【15日水曜日】
最高気温は、関東から西では32度前後で、内陸部では35度くらいまで上がる所があるでしょう。猛暑日の地点数は、今日14日よりは少なくなりそうですが、15日の予想最高気温(14日11時発表)は、前橋や埼玉県の秩父、兵庫県の豊岡で35度、京都や福岡県の久留米、佐賀は34度となっています。暑さが続くことで、体にこたえそうです。睡眠不足も熱中症にかかりやすい原因の一つですので、お部屋の中でも適度にエアコンを使うなど、なるべく涼しくして、お過ごし下さい。
【16日木曜日】
暑さの質が変わってきます。気温は15日ほど上がらない見込みですが、湿った空気が入るので、湿度が上がるでしょう。気温の数字がそれほどでなくても、蒸し暑い所が多くなりますので、油断はできません。体調を崩さないよう、十分お気を付け下さい。

台風11号 今年初の上陸か

そして、16日から更に注意が必要なのは、台風11号。この後、勢力をさらに強めながら北上する予想です。今のところ16日夜には、西日本に接近する恐れがあり、上陸する可能性もあります。
16日には、西日本や沖縄・奄美の広い範囲に影響を及ぼす恐れがあります。今回の台風の特徴は、動きが遅く、影響が長引くこと。西日本は18日にかけても、暴風など大荒れの天気が続きそうです。飛ばされやすいものは、早めに片づけて下さい。関東など東日本も、17日から18日にかけては、大雨になる所がありそうです。側溝を掃除しておくなど、台風への備えが必要です。
なお、台風の中心が予報円の中を通る確率は、70%。予報円の真ん中を進むわけでもありません。
台風の今後の動きによっては、予報が大きく変わる可能性がありますので、tenki.jpで最新の予報をチェックして下さい。