きょう日曜日は、北海道でも猛暑日になった所があるなど、全国的に厳しい暑さになりました。火曜日ごろまではこの猛暑が続き、体温並みの暑さになる所もありそう。

きょうは北海道から近畿まで晴れて、強い日差しが照りつけました。北海道帯広では12時前に気温が35度を超えて、北海道内で今年初めての猛暑日になりました(帯広で7月までに猛暑日になるのは5年ぶり)。近畿地方でも今年初めて兵庫県豊岡で猛暑日になりました。

北海道が高温になった理由

6月終わり頃から中国大陸でジェット気流が北側へ大きく蛇行し、南から暖かい空気が運ばれ続けました。そこで暖められた空気が北海道付近に流れ込んだことが主な原因です。上空の暖かい空気が地上へ降りる時に更に温度が高くなることと、真夏の強い日差しが照りつけることで厳しい暑さになりました。

関東も厳しい暑さ

関東はひと足早く、きのう群馬県館林と茨城県笠間で猛暑日となりました。東京はきょうも晴れて、最高気温が32度まで上がりました。東京で土日とも晴れたのは5月30~31日以来、6週ぶりになります。日差しと暑さで梅雨明けしたような天気となっています。

上のグラフは13(月)~19(日)の全国の真夏日地点・猛暑日地点数の予想です。これを見ると、今週の前半ほど真夏日地点数が多く、特に13日は猛暑日地点が今年最多になる予想です。最高気温は福島で36度、谷と京都で35度まで上がりそう。なかには37度くらいまで上がる所も。体温並みの猛烈な暑さですので、適度に冷房を使い、こまめに水分を摂るなど、熱中症に厳重に警戒してください。
今週の後半、台風11号は非常に強い勢力で日本の南を北上し、16日の夜には九州から四国、紀伊半島の南海上にかなり接近する恐れがあります。最新の気象情報・台風情報をご確認ください。