カミナリ雲のことを忘れずに。21日父の日も、上空の冷たい空気は居座り、大気の状態は不安定。山沿いだけでなく、平野部でも空模様の急な変化に注意が必要です。

上空5500メートル付近にある氷点下12度以下の冷たい空気がゆっくりと東へ移動します。
【九州、中国、四国】
ほとんどのところ雨は午前中までで、次第に晴れるでしょう。
【近畿~東北】
引き続き大気の状態が不安定です。平野部でも所々で雨雲が発生し、局地的に落雷や竜巻などの突風が吹いたり、ひょうが降るおそれがあります。
念のための傘が必要です。また日中は半袖で過ごせても雨の後は気温が下がるため、調節しやすい服装がよさそうです。

発達した積乱雲が近づいた時は?

黒っぽい雲が近づく・ゴロゴロと雷の音がする・ひやっとした冷たい風が吹く時は、発達した積乱雲が近づいているサインです。
●木で雨宿りは危険
木に落雷するおそれがあります。速やかに頑丈な建物へ避難するか、木から離れて姿勢を低くするようにしてください。
●川では気象情報を確認
自分がいる場所で雨が降らなくても、上流で雨が降ると、急に水かさが増すことがあります。スマートフォンやラジオなどでこまめに気象情報を確認することが大切です。
●車の運転 道路の冠水に気をつけて
滝のように降る雨では、ガード下など周囲より低くなっている道路が冠水してしまう恐れがあります。大雨になった時は、冠水しそうな道は迂回しましょう。
雨の降り方が激しくなったら、豪雨レーダーで雨雲の状況を確認してみてくださいね。