土曜日から日曜日にかけて九州から関東を中心に大気の状態が非常に不安定に。上空にこの時期としてはめったにない強い寒気が流れ込むでしょう。急な雷雨、突風、ひょうに注意が必要です。

予想天気図
予想天気図

土曜日から日曜日にかけて、寒冷渦(上空に寒気を伴った気圧の谷)が九州から関東にかけて通過するでしょう。
九州から関東の上空5500メートル付近には、氷点下13度くらいのこの時期としてはめったにない強い寒気が流れ込む見込みです。
地上の気温が25度くらい上がる一方で、上空には強い寒気が入るため、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。
天気の急変に注意が必要です。
九州から関東は、山沿いだけでなく、平地も含め、所々で雨雲やカミナリ雲が発達するでしょう。
カミナリを伴って、雨脚の強まることもある見込みです。
急な強い雨や落雷、突風、ひょうなどにも注意が必要です。
特に雨や雷雨が起こりやすくなるのは九州から近畿、北陸で土曜日から日曜日、関東甲信は日曜日となる見込みです。
急に空が暗くなったり、急に冷たい風が吹いたら、積乱雲が近づくサインです。
発達した積乱雲が近づく場合には、屋内に移動するようにしましょう。
雨雲の動きを把握するには下記リンクの豪雨レーダーも参考になさって下さい。
日中はムシムシした空気に包まれますが、雨や雷雨になると急にヒンヤリすることもありそうです。
土日にお出かけされる場合は雨具と羽織る物をお持ち下さい。

土曜日と日曜日の降水確率
土曜日と日曜日の降水確率