次期ひまわり8号 今後の梅雨前線は?

2015/06/16 21:30

梅雨前線の活動が活発になってきています。試験運用中の次期衛星ひまわり8号で、雲の様子を見ても明らかです。今後の梅雨前線の動きとともにお伝えします。

ひまわり8号は、現在の衛星に比べて解像度が4倍に向上しています。そのため雲を今以上に明瞭に見ることができます。例えば、15日の雲の様子を見てみましょう。 ●大陸から延びる帯状の雲…梅雨前線に伴う雲 九州は雲の後ろに隠れています。帯状の雲のまとまりが弱くて、ちぎれそうになっている所があります。 また、雲の表面がでこぼこしているのもわかります。実は今の衛星よりもでこぼこ具合がはっきり見えているんです。でこぼこしている所には、発達した積乱雲が含まれています。 ●梅雨前線の南側、ほとんど雲がない…太平洋高気圧に覆われている所 こちらは真夏の空気に包まれています。沖縄はよく晴れて、真夏の暑さになりました。 ●北海道の西側 日本海北部の、べったりと貼り付いているような雲…海霧 海上で発生した霧も今よりもくっきりと見えています。べったり具合が増しているんです。
続いて、16日の雲の様子です。 梅雨前線に伴う雲がまとまってきました。しっかりとした帯状になっています。 また、海霧の雲が、北海道の東部にも出ています。道東の夏の風物詩もしっかりと見えていますね。
梅雨前線 今後の動きは? 梅雨前線は、日本の南岸沿いに停滞し続ける見込みです。前線の上を低気圧が進む時に、若干上下するくらいで、大きく動くことはなさそうです。 ●17日水曜日 九州南部 雨続く 鹿児島県枕崎では今月に入ってすでに900ミリ近く降っていて、6月の降水量が1924年の統計開始から第2位と記録的な大雨になっています。 17日は午後から雨で、夕方以降、雷を伴って激しく降る所がある見込みです。これまでの雨で地盤が緩んでいます。土砂災害や低い土地の浸水、落雷や竜巻などの突風にお気を付けください。 ●18日木曜日・19日金曜日 太平洋側 大雨に警戒 今後、前線に向かって、かなり暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるでしょう。 18日木曜日は九州から近畿、19日金曜日は東海や関東で大雨になる恐れがあります。今後の情報にご注意ください。

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