3日は、梅雨入りしたばかりの九州南部は局地的に非常に激しい雨。傘が役に立たず、車の運転は危険な所も。九州北部から関東も、雨でムシムシした暑さに。いつ降るか詳しく。

地域ごと 雨の強まる時間帯

3日は、西日本や東日本の広い範囲で雨が降るでしょう。
ただ、地域によって、降る時間や強まる時間、注意点が違います。
詳しくみてみましょう。
【九州南部】
日付が替わる頃から雨脚が強まるでしょう。
夕方まで、活発な雨雲がかかりやすくなりそうです。
局地的には「非常に激しい雨」が予想されていますが、これは滝のように降る雨で、傘は全く役に立たなくなるほどです。
車の運転は危険なレベルで、地下室や地下街に雨水が流れ込んだり、土石流が起こりやすくなります。
2日に梅雨入りしたばかりですが、さっそく雨の降り方に十分な注意が必要です。
【九州北部】
こちらも、昼過ぎまでは、断続的に雨が降るでしょう。
雨のピークは、南部より短く、朝までの所が多くなりそうです。
こちらも、カミナリを伴って、非常に激しく降る所があるでしょう。
落雷や突風、急な強い雨に、ご注意下さい。
【四国】
夕方まで傘が手放せないでしょう。
活発な雨雲のかかる時間は、朝から昼過ぎまでですが、特に朝は雨の降り方が強まるでしょう。
通勤や通学の時間帯は、傘をさしていてもぬれてしまったり、道路が川のようになる恐れもあります。
レインコートやレインブーツを用意しておくと良さそうです。
【近畿・東海】
朝から雨が降りだし、昼前が雨のピーク。
午後も、静岡など、所々で雨雲やカミナリ雲が発達するでしょう。
沿岸部では、夜も弱い雨の残る所がありそうです。
【関東】
朝から雨が降りだすでしょう。
沿岸部は、昼頃まで雨脚が強まり、本降りの所もありそうです。
夜にかけて、弱い雨が降ったり止んだりするでしょう。

青森は初の真夏日 北海道でも真夏日が続いた

一方、2日と3日では、暑さの質が大きく変わります。
2日午後2時半までの最高気温は、全国1位は、群馬県館林市で32度7分。
北日本でも、日差しが多かったため、所々で真夏日となりました。
青森は今年初の「真夏日」、北海道帯広市では2日連続の「真夏日」でした。
3日の予想気温をみてみますと…

関東から西 蒸し暑さにチェンジ

関東から西では、25度前後の所が多くなるでしょう。
2日に比べて、気温の上がり方は鈍いですが、変わりに湿度が高くなりそうです。
これまでの日差しの暑さから、蒸し暑さにチェンジしそうです。
特に、駅など人の多い所では、ムシムシ感が増すでしょう。
お出かけには、風通しの良い服装がおススメです。
湿度が高いのも、熱中症の危険が高まる条件の一つです。
「気温が上がらないから」と油断しないで、こまめに水分をとるようにして下さい。