きょうは夏日地点が今年最多に。あすはさらに夏日の所が増え、東北から近畿は真夏日も増えそう。西は湿気が多くムシムシ感アップ。あさっては広く雨で暑さは落ち着きそうです。

夏日・真夏日地点の実況と予想
夏日・真夏日地点の実況と予想

きょうは夏日地点が今年最多に

きのうは、東京都心で最高気温が32度2分と、5月としては過去140年間で最も高くなるなど、関東や東海で記録的な暑さとなりました。一方、北海道や東北は、きのうはいったん暑さの和らいだ所が多くなりました。
きょうは、広く夏日となっており、午後2時現在の夏日地点数は686地点と今年最も多くなっています。特に北海道や東北で再び気温が上昇。午後2時までの最高気温は、札幌で27度8分、秋田25度8分など、きのうより5度前後高く、暑くなっています。関東や東海は、きのうほどではないものの、それでも30度近くまで上がっており、谷や前橋など内陸は真夏日です。近畿から九州ではきのうよりやや高く、所々で真夏日となっています。午後2時現在、暑さで有名な高知の江川崎は32度3分、京都の福知山31度9分、大分の日田と大阪の枚方は31度7分です。

あすは夏日最多をさらに更新か 真夏日は倍増

あすは、さらに暑くなる所があるでしょう。上のグラフをご覧ください。あすはきょうより夏日地点(ピンクの棒グラフ)が増えて、今年最多をさらに更新する可能性があります。また、真夏日(赤の棒グラフ)は、きょうの倍以上に。特に東北や関東から近畿で、きょうより真夏日地点が増えるでしょう。
また、あすは西日本に前線が延びてきます。このため、東海以西では午後は雲が増える予想で、湿度がじわりじわりと上がりそう。日差しの暑さは和らいだとしても、湿気によりムシムシ感がアップして、不快な暑さとなるでしょう。
このところの暑さ続きで、疲れがたまっている方も多いと思います。屋外での活動は決して無理をなさらず、定期的に日陰に入って休憩をとるようにしてください。また、運動する方はもちろんですが、掃除や料理などの家事の合間にも、こまめに水分を摂るとよいでしょう。

あさっては暑さがいったん落ち着く

この暑さ、あすまでとなりそうです。あさっては全国的に雨が降り、暑さはいったん落ち着くでしょう。上のグラフを見ても、夏日・真夏日地点ともに減少傾向です。また、下の図はあすとあさって3日の予想気温ですが、3日の最高気温は2日より下がる所がほとんどです。ただ、雨で25度前後の予想ですと、風の通らない場所や人ごみではムシムシしそうです。雨や曇りの日は場所によっても体感温度が変化しますので、調節しやすい服装でお出かけください。前線の動きによっては予想より雨が降ったり、降らなかったりして、気温の予想も大きく変わる可能性があります。天気も気温も最新の情報をチェックするとよいでしょう。

2日と3日の予想気温(1日11時発表)
2日と3日の予想気温(1日11時発表)