きょう(20日)は、前線が停滞する沖縄・奄美、台風7号の影響を受ける小笠原諸島を除いて、広く晴れ間が出る見込み。ただ、午後は所々で雨雲が発生しそうです。強い日差しを遮る「日傘」、ざっと降る雨を防ぐ「雨傘」、両方兼ね備えた傘があると安心です。

日中は「日傘」、夕方以降は「雨傘」が必要に

上の図は、「午前9時~正午」と「午後6時~9時」の天気分布図(予想)です。日中は広い範囲で晴れ間が出るでしょう。強い日差しが照りつけるため、紫外線や熱中症を防ぐためにも、「日傘」が必要となりそうです。
夕方になると、北海道~関東甲信や近畿を中心に、所々で雨が降る見込み。晴れていても、急に空が暗くなり、雨が降りだすことがありそうです。洗濯物は干したままにせず、早めに取り込んで。上の分布図で「雨」になっていない所でも、雨雲が発生する可能性があります。ざっと降る雨に備えて「雨傘」があると安心です。
一方、前線が停滞する沖縄や奄美は「雨傘」の出番が多くなりそう。特に沖縄は昼前後、バケツをひっくり返したような降り方になるおそれがあります。大きくて丈夫な「雨傘」を用意しましょう。

日傘に加えて、「水分」「風通しのよい服装」なども必要

きょう(20日)気を付けたいことは、もう1点。北日本や東日本を中心に、気温が上がることです。下の予想最高気温をご覧ください。きのうに比べて、新潟は6度、名古屋は4度ほど高い予想。湿気が多いので、ムシムシと蒸し暑く感じられそうです。これらの地域は熱中症対策が必要ですが、熱中症を防ぐには日傘だけでは不十分。「水分や休憩をこまめにとる」「風通しのよい服装を心がける」など、気を付けてお過ごし下さい。