天気はゆっくりと回復します。20日は日差しが戻り、夏の暑さになるでしょう。一方、小笠原諸島は台風7号が接近。暴風と高波に厳重な警戒が必要です。

19日の関東は、前線に伴う厚い雲に覆われて、12時の日照は少なくなりました。次第に晴れ間が広がった北部は少し日差しが出ましたが、沿岸部は雲に覆われたままで1日の日照時間は0時間でした。

日中 日差し戻り 夏の暑さに

20日は前線が南へ下がり、厚い雲が少しずつ海上へ離れていく見込みです。日中は晴れ間が広がるでしょう。
日差しの力で、気温が上がります。25度から28度くらいになる所が多いでしょう。内陸は湿度が下がってからっとした暑さ、沿岸部では湿った空気が残りむしむしとした暑さになりそうです。

夕方 にわか雨も

しかし気圧の谷の影響で再び雲が増え、夕方から所々でにわか雨があるでしょう。雷を伴う所もありそうです。晴れ雨兼用の傘や、念のための折り畳み傘があるとよさそうです。
一方、日本の南には渦を巻いた雲、台風7号が近づいています。

小笠原諸島 猛烈な風と猛烈なしけ

強い台風7号は、暴風域を伴ったまま、20日明け方にかけて小笠原諸島に接近する見込みです。20日朝にかけて暴風と高波に厳重な警戒が必要です。
瞬間的には50メートル、樹木が倒れるなど屋外での行動は極めて危険な猛烈な風と、波の高さは9メートルと猛烈なしけが予想されています。また、潮位が上がるため、高潮にもご注意ください。
台風7号は小笠原諸島に接近した後、速度を上げて北東へ進み、21日には温帯低気圧へ変わる見込みです。