北海道、東北北部は昼ごろにかけて雨や雷雨の変わりやすい天気。東北南部と関東から九州は心地よい五月晴れ。沖縄は夏空の一日。あすは九州から関東にかけて次第に下り坂。

五月晴れに咲く花(アジサイ:東京江東区で)
五月晴れに咲く花(アジサイ:東京江東区で)

新緑を吹きわたる風。若葉から漂う香りがほのかに匂って、多くの方が心地よいと感じます。そうした新緑の街角では、アジサイが色づきはじめていました。あとには雨の季節が控えていますが、季節の花は近いことを敏感に察知しているのでしょう。

17日の天気は
17日の天気は

17日 五月晴れ 冬の名残り 夏の空

【北海道、東北北部】
冬の名残りともいえる寒気を伴った気圧の谷が通過中です。このため、変わりやす天気で、お昼前後までにわか雨や雷雨もありそうです。
最高気温は、20度以下の所が多いでしょう。20度という気温でも、風が吹くとその分だけ体感温度が下がります。わずか秒速5メートルくらいでも、体感温度は5度下がるといわれます。風を防ぐ服装がよいでしょう。
【東北南部から九州】
大陸からの移動性高気圧に覆われて五月晴れです。気温は高く、25度以上の夏日や30度以上の真夏日の所もありますが、大陸育ちの高気圧は乾いた空気を運んできています。このためカラッとした暑さの一日です。もちろん、スポーツやハイキングなどで体を動かせば汗をかく温度ですが、体を休めると「スーッと」汗がひいてしまう心地よさ。
きょうは、仙台「青葉祭り」東京「三社祭り」などがあります。参加する方も見る側の方も、心地よい風に吹かれてください。
【沖縄】
南の高気圧のエリアです。太平洋高気圧(夏の主役)に覆われています。このところ夏のように晴れて暑い日が続いているのは、この高気圧に覆われているためなのです。
最高気温は、30度か30度超。真夏日が続きます。かいた汗がなかなか引いてくれませんが、汗をかいた分は、こまめに水分補給するよう心がけたい一日です。

18日の天気は
18日の天気は

18日 九州から関東は下り坂に

【北海道、東北北部】
気まぐれ天気が解消して、晴れの一日に。ライラックが咲き始めている北海道では、最高気温が20度前後、東北北部では25度以上の夏日になる見込み。風薫る一日です。
【東北南部から九州】
前線がゆっくり北上してきます。早く北上してくる九州から早めに雨が降りだして、夜は雨が関東にも。最高気温は、20度から25度前後ですが、湿気が多くなるため、少し蒸すような感じです。体をよく動かす方はもちろん、家の中で過ごすことが多い、高齢の方も「熱中症予防」を心がけましょう。
【沖縄】
引き続き南の高気圧のエリアです。日中の太陽は、ほぼ真上まで上がりますから、文字通り照りつける日差しです。
最高気温は、30度か30度超。真夏日が続きます。こちらも熱中症予防を心がけましょう。小さな子どもや高齢の方には周りの方が気配りすることが予防のポイントです。