この先も広く汗ばむ陽気の日が多くなりそうです。一方、来週は沖縄に台風接近の恐れ。例年より早いペースで発生する台風に今後も注意を。最新の1か月予報をもとに天気の傾向をまとめました。

【1週目(~5月15日)】台風の動きに注意

◆天気
来週は台風6号の動きに注意が必要です。
台風6号は12日(火)頃に沖縄や奄美に近づく予想で、雨や風が強まったり、波が高まるなど影響を受ける恐れがあります。
また、本州付近も低気圧や前線の影響を受けて、広く天気が崩れるでしょう。
11日(月)は西日本で、12日(火)から13日(水)は全国的に雨が降る見込みです。
関東から西は湿った空気が流れ込み、雨量の多くなる所もあるでしょう。
◆気温
来週前半は気温は高めで、特に沖縄や西日本ではムシムシしそうです。
その後は全国的に晴れ間が戻り、広く気温が25度以上の夏日になるでしょう。

【2週目(5月16日~5月22日)】メリハリ天気 気温は高め

◆天気
本州付近を低気圧が周期的に通過するでしょう。
北海道から九州は五月晴れは続かず、広く雨の降る日もある見込みです。
沖縄や奄美では梅雨時らしく、雨の降る日が多いでしょう。
◆気温は北海道や東北は平年並みですが、関東から九州、沖縄は平年並みか高いでしょう。
半袖の陽気の日が多くなりそうです。

【3週目(5月23日~6月5日)】天気は周期変化 気温は高め

◆天気
天気は数日の周期で変わり、まだこの時期は広い範囲で梅雨入りにはならない見込みです。
ただ、九州南部では梅雨入りの平年日は5月31日ごろで、雨への備えが必要です。
◆気温
沖縄や九州から関東は気温は平年並みか高めの傾向が続くでしょう。
快適な陽気というよりは、汗ばむ陽気の日が多くなりそうです。
東北や北海道は平年並みで、清々しい陽気の日が多くなりそうです。

台風発生 例年より早いペース

来週は台風6号の動きに注意が必要ですが、さらに東の海上(マーシャル諸島)には次の台風のたまご(熱帯低気圧:8日午後2時現在)があり、こちらも注意が必要です。
そのあとも、太平洋の対流活動は活発であり、今年は早い時期から台風の動きに目が離せません。