5日は西から晴れて、九州などに黄砂。6日は立夏らしい陽気。夜はみずがめ座流星群がピークだが、前後数日は同程度観測可なので、観測は今夜がおすすめ。気温の変化も注意。

5日 九州や東北、北海道で黄砂を観測

5日「こどもの日」は、西から晴れのエリアが広がってきました。
青空に、鯉のぼりが元気に泳ぐ姿は気持ちの良いものですが、上空の強い風にのって、大陸からは黄砂が飛んできました。
5日の朝は、福岡や大分、長崎、本で黄砂が観測され、昼頃からは室蘭や青森、帯広、函館、札幌でも黄砂が飛来しました。
各地とも、視程(水平方向で見通せる距離)は10キロ以上だったので薄い黄砂です。

6日は北日本でも立夏らしい陽気  流れ星なら一足早く5日夜がチャンス

6日は「連休最終日」という方も多いのでは。
気になる天気は、北海道から九州、沖縄まで、晴れそうです。
ただ、天気は西から下り坂。
九州では、午後は雲が増えて、夜は雨の降りだす所があるでしょう。
一方、北海道も、午後は通り雨に備えて、傘をお持ちになると安心です。
お出かけには服装が気になる…ということで、
上記の「週間予報」で、最高気温の平年差をご覧ください。
最高気温は、北日本では、平年より4度以上高い所が多い予想です。
二十四節気の「立夏」で、暦の上では夏の始まりということで、暦通り、夏を感じる陽気となりそうです。
東日本や西日本では、25度前後の所が多く、昼間は半袖でも過ごせそうです。
車でお出かけの方は、「短い時間だから…」といって、お子さんやペットを車内に残すことは絶対にやめて下さい。

【みずがめ座η(イータ)流星群】
そして、6日夜には「みずがめ座η(イータ)流星群がピークを迎え、みずがめ座が東の空に昇る7日の明け方にかけてが見ごろになります。
流れ星の母天体(元になる天体)は、有名なハレー彗星ということで、連休の最後の天体ショーに期待したいところですが、6日の星空指数は、あいにくの予想です。
ただし、前後数日間は同じくらいの流星が観測できるということです。
一足早く、今夜、夜空を眺めてみてはいかがでしょうか?

来週 台風次第で、気温や天気に変化も

連休明けですが、全国的に、これまでよりも雲が広がりやすくなりそうです。
日差しが控えめなぶん、季節を先取りした陽気も、落ち着くでしょう。
ただ、日本のずっと南には、台風6号があって、西よりに進んでいます。
福冨予報士の記事にあるように、台風は、今後、進路を北よりに変えることで、日本付近に暖かく湿った空気をもたらすことも考えられます。
台風の進路次第で来週の気温が高くなったり、暖かく湿った空気によって大雨になったりする恐れもあります。
今後の台風情報に、十分ご注意下さい。