あすは風が収まる分、朝の冷え込みが強まります。全国の約7割で、最低気温が0度未満の冬日となる予想です。西日本には広く霜注意報が発表。日中の寒さは幾分和らぎそうです。

冬日が予想される地点の割合
冬日が予想される地点の割合

西日本に広く霜注意報

日本付近には強い寒気が流れ込んでおり、けさも全国的に冷えました。この時期としては寒い朝となった所が多く、最低気温が0度未満の冬日地点(午後1時現在)は、全国の5割弱にのぼりました。日中も気温は低めで、北から西よりの風がやや強く吹き、風冷えとなりました。
あすは高気圧に緩やかに覆われるため、風の弱まる所が多い見込みです。高気圧に覆われ、風の弱い夜間は放射冷却が強まります。あす朝の最低気温はけさより低くなる所が多く、全国の約7割で冬日の予想です。関東から九州の市街地でも3度以下の所が多く、名古屋と金沢は1度の予想です。午後3時現在、北陸の一部と近畿から九州の各府県に霜注意報が発表されています。霜が降りるくらい冷える所が多くなりますので、今夜も暖かくしてお過ごしください。

26日(木)の予想気温(25日11時発表)
26日(木)の予想気温(25日11時発表)

日中は寒さ和らぐ

あすの日中は穏やかに晴れて日差しがたっぷり届きます。冬の寒さをもたらした強い寒気もようやく退散。最高気温はきょうより高くなる所が多いでしょう。札幌は10度の予想で、5日ぶりに10度以上となりそう。東北や北陸も10度以上、関東から西は15度以上の所が多いでしょう。東京は14度と、きょうと同じくらいの予想ですが、風が弱まる分、日中の寒さは和らいで感じられるでしょう。

あさって以降、朝の冷え込みは緩む

朝の冷え込みはあすがピーク。金曜日以降は冷え込みが緩みます。日曜日から月曜日に冬日となるのは全国の1割未満で、北海道や東北の一部に限られるでしょう。週末から来週にかけては朝晩も暖房をつけずにすむ所が多くなりそうです。