18日(水)は南から暖かな空気が流れ込み、東京や名古屋、大阪の最高気温は21度台に。福岡も4月中旬並みの暖かさになり、福岡管区気象台の桜は一日でピンク色の蕾がずいぶん増えました。この暖かさは週末まで。週明けは強い寒気が流れ込み、冬の寒さが戻りそう。

福岡管区気象台の桜の標本木(撮影:日本気象協会 松井渉)
福岡管区気象台の桜の標本木(撮影:日本気象協会 松井渉)

18日(水)も 桜の蕾ふくらむ暖かさ ピンクの蕾もたくさん

上の写真は18日(水)昼頃の福岡管区気象台の桜の様子です。
17日(火)は数えるほどしかなかったピンク色の蕾ですが、
かなりの暖かさのため、一日でたくさん増えました。開花までカウントダウンです。
18日(水)の福岡は雨が降りましたが、南から暖かい空気が流れ込んで、
最高気温は4月中旬並みの19度1分まで上がりました。
その他も、18日は全国的に気温が上がって、東京の最高気温は21度7分でゴールデンウィーク頃の暖かさ。
名古屋は21度9分、大阪は21度4分と4月下旬並みになりました。
ただ、こうした暖かさは、ひとまず22日(日)ごろまでとなりそうです。

暖かさは日曜日頃まで 月曜日以降は冬の寒さに逆戻り

19日(木)は、前線を伴った低気圧が本州付近を通過して、九州から東北にかけて広く雨が降るでしょう。
一時的に強く降る所もありそうです。
広い範囲で南風が強まって、雨のわりには気温が高いでしょう。
20日(金)から21日(土)にかけては、西日本を中心に晴れて、
引き続き、気温は平年を上回る所が多くなりそうです。
関東から北では、すっきりしない天気ですが、雲が多くても寒さはない見込みです。
22日(日)は次第に冬型の気圧配置になり、北陸から北では雨や雪の降りだす所があるでしょう。
ただ、気温はまだ全国的に平年並みかやや高くなりそうです。
冬型の気圧配置が強まり、グッと寒気が流れ込むのは23日(月)頃です。
来週前半は、気温が一気に平年を下回り、全国的に冬の寒さが戻ります。
開花寸前の桜の蕾も、急な冷たい空気に驚いてしまいそうです。
このところの暖かさに体が慣れていますので、
来週初めの寒の戻りで、風邪をひいたりしないようお気をつけください。
冬のコートはもう少しの間、だしておいたほうが良さそうです。