明日10日は低気圧が北日本付近で急速に発達。西から3月としてはここ何年もないくらいの強い寒気が流れ込む予想です。広く冬の嵐で、暴風や猛吹雪に警戒が必要です。

10日9時の予想天気図(寒気の予想は上空1500メートル付近)
10日9時の予想天気図(寒気の予想は上空1500メートル付近)

冬型強まり 季節外れの強い寒気

今日、広く雨を降らせている低気圧が、明日10日は北日本付近で急速に発達する予想です。
11日にかけて、冬型の気圧配置が強まるでしょう。
西から強い寒気が流れ込み、松江の上空約1500メートル付近には
氷点下13度ほどの3月としてはここ何年もないくらいの強い寒気が流れ込む見込みです。

日本海側は広く雪 太平洋側にも雪雲

明日10日は九州でも北部を中心に雪が降るでしょう。
福岡など九州北部には広く雪マーク。
山陰から北陸も雪で、東北や北海道ははじめ雨の所も次第に雪に変わるでしょう。
北海道や東北を中心に大雪となる所もある見込みです。
太平洋側にも雪雲が流れ込み、所々で雪が降る見込みです。
名古屋にも雪マークがついています。
東海の平地でも明日10日夜から11日にかけて積雪となる所があるでしょう。
交通機関への影響に注意です。

暴風や猛ふぶきに警戒を

低気圧が急速に発達するため、日本付近は等圧線がびっしり。
全国的に風が強まります。
特に北海道や東北、北陸、九州北部では非常に強い風が吹くでしょう。
瞬間的には走行中のトラックが横転していまうほどの風が吹く恐れもあります。
暴風や見通しのきかない猛ふぶきに警戒して下さい。
交通機関の影響に警戒が必要です。
関東などでも朝から風が強まり、風の影響を受けやすい列車などでは
遅れなどの影響がでる可能性もありますので、お気をつけ下さい。
西日本を中心に真冬並みの寒さとなるでしょう。
今日より気温の上がる関東も風が強まり、気温の数字ほどの暖かさはなさそうです。