このところ天気の移り変わりが早いですが、気温のアップダウンも大きく、春になったり、真冬に戻ったり。この先も気温は日替わりでしょう。体調管理は万全に。

※予想最高気温の推移
※予想最高気温の推移

天気は短いサイクルで変化、気温も

前線や低気圧が日本付近を通過し、一時的に冬型の気圧配置になり、冬型が緩んで高気圧に覆われる。高気圧が日本の東へ移動し、西から再び前線や低気圧が近づく。最近はこれを短い周期で繰り返しています。冬型の気圧配置が長続きせず、天気の移り変わりが早くなっていることは、少しずつではありますが本格的な春に向かっていることを意味します。そして、天気だけでなく、気温も変動が大きくなっています。上の図は、3月1日~6日の新潟と東京、広島の予想最高気温です。新潟は10度に届く日もあれば、6度までしか上がらない日もあります。東京は特にアップダウンが大きくなっていますね。

※東京の最高気温(グラフの縦軸は温度、単位は℃)
※東京の最高気温(グラフの縦軸は温度、単位は℃)

春と真冬を繰り返す

上のグラフは東京の最高気温の推移です。(2月26~28日は実況気温、3月1日~6日は予想気温)
ここにはありませんが、23日には最高気温が19度2分まで上がり、4月中旬並みの暖かさになりました。その後、真冬と春を行ったりきたり。気温の変化がとても大きくなっています。3月1日以降もグラフを見るとジグザグで、暖かさと寒さを繰り返しながら、季節は前へ進んでいくでしょう。6日は二十四節気の「啓蟄」。冬ごもりしていた虫たちが春の訪れを感じ、穴からでてくるころですが、虫たちも寒いなぁ~と思うくらい。これだけ気温が日替わりですと、私たち人間も体への負担が大きくなります。服装選びも大変ですね。どうか風邪をひかないよう、お気をつけください。また、特に暖かい日は花粉症の方にとってはツラくなりそうです。対策をしっかりなさってください。