24日(火)も日なたではハクモクレンが花開く暖かさになりました。そんな春の暖かさもひとまず25日(水)まで。26日(木)は全国的に雨が降り、その後は冷たい空気が流れ込み、冬の寒さが戻りそうです。

ハクモクレン(東京メトロ豊洲駅付近)日本気象協会・日直主任(T)撮影
ハクモクレン(東京メトロ豊洲駅付近)日本気象協会・日直主任(T)撮影

24日(火)も春の予感

写真は24日(火)朝、東京メトロ豊洲駅付近のハクモクレンです。
陽当たりのよい歩道に植えられた若木10本のうち1本が花開き、春の予感がする一日でした。
東京の最高気温は、3月上旬並みの12度7分まで上がりました。
茶色の部分は綿毛にも見えて、
きっと冬の寒さから守っていたんでしょう。
光の春に反応して咲いた早春の輝き、
確実な春への一歩です。
次の画像は、反対側からのアングルですが、
昨年、同じ歩道の同じ場所で見かけたハクモクレンです。
撮影したのは3月16日でした。
ごらんのとおり、まだまだ若い木ですので一概に言えないと思うのですが、
今年の開花は20日ほど早かったことになりますね。
昨年のこの頃といえば、東京ではサクラの開花(3月25日)10日ほど前でもあったんですよ。

2014年3月16日のようす:日直主任(T)撮影
2014年3月16日のようす:日直主任(T)撮影

25日(水)も広く3月並みの暖かさに

25日(水)は移動性高気圧に覆われて、昼頃までは晴れ間の広がる所が多いでしょう。
下図にある曇マークの東京も、昼前までは日差しがありそうです。
全国的に春の暖かさも続きます。
23日(月)ほどではないものの、大阪の最高気温は14度、高知は16度、
鹿児島は17度、札幌も3度まで上がり、3月中旬並みの気温です。
25日(水)も日中はホッとできる所が多くなりそうです。
北海道の日本海側は雪の所がありますが、降り方は弱いでしょう。
ただ、天気は西から下り坂で、午後はだんだんと雲が増えてきそうです。
大陸からは前線が近づいてきて、関東から西では全般に雲が多くなるでしょう。
九州北部では夕方以降、九州南部は夜から雨が降りだしそうです。
中国、四国でも夜遅くは雨の降る所があり、26日(木)は雨の範囲が全国に広がるでしょう。
25日(水)の晴れ間を有効に活用なさってください。

2月25日(水)全国の天気と気温
2月25日(水)全国の天気と気温

26日(木)雨の後は再び冬の寒さ

また、26日(木)の雨の後、本州付近は冬型の気圧配置になり、北から冷たい空気が流れ込んできます。
27日(金)の最高気温は、関東から西でも10度に届かない所が多くなるでしょう。
北陸から北では雪が強まり、荒れた天気になりそうです。
全国的に冬の寒さが戻りますので、急な気温の変化にご注意ください。