15日(日)は北海道は猛ふぶきに警戒。東北や北陸も雪や雨で雷を伴う所も。一方、関東は日差したっぷりで行楽日和。東海から九州、沖縄も日中は日が差す見込み。16日(月)は西から雨の範囲が広がるため、15日(日)の日差しを有効に。

2月14日(土)午後7時頃の雪雲の様子
2月14日(土)午後7時頃の雪雲の様子

15日(日) 北海道は暴風雪で荒天 東北や北陸も雪や雨

14日(土)は上空の強い寒気が居座り、冬型の気圧配置も強まったため、
北陸や東北を中心に雪が強まり、数年に一度というレベルの大雪になった所もありました。
午後7時頃の雪雲の様子(上の図)を見てみましても、北陸や東北南部あたりに活発な雪雲が流れ込んでいて、
福島県只見では午後7時までの1時間に6センチ、福島県南郷では7センチの雪が積もりました。
こちらの2地点では午後7時までの24時間に30センチ以上の雪が降っています。
15日(日)は千島近海で低気圧が発達する影響で、北海道は荒れた天気が続きます。
オホーツク海側南部と太平洋側東部では未明から夕方にかけて、
日本海側南部では昼過ぎから夜遅くにかけて北よりの風が強まり、暴風雪となりそうです。
猛ふぶきによる交通障害に警戒してください。
根室地方では昼前から昼過ぎにかけて、高潮による低い土地の浸水に警戒が必要です。
また、東北や北陸も午前中を中心に雪や雨が降り、ふぶいたり、雷を伴う所があるでしょう。
さらに積雪の増える所がありますのでご注意ください。

関東は好天 東海から西も日中は日が差す

北は荒れた天気が続く一方、関東から西は晴れ間がでて、行楽には良い天気です。
多少風の吹く所はありますが、最高気温は広い範囲で3月並みとなり、
14日(土)と比べて3度前後高くなる所が多いでしょう。
昼間は日差しに温もりが感じられそうです。
ただ、こうした好天も長くは続かず、
夕方以降は近畿から九州、沖縄では広く曇り空に変わるでしょう。
夜遅くは九州を中心に雨の降る所がある見込みです。
16日(月)から17日(火)にかけては西から雨の範囲が広がってきますので、
15日(日)に日の差す地域では晴れ間を有効にお使いください。