今夜(8日)から今季最強レベルの寒気が入ります。山陰から東北の日本海側や北海道は雪で、10日にかけて大雪に警戒。また全国的に風が強く、今週前半はしばれる寒さ。

週間予報
週間予報

今季最強レベルの寒気 大雪警戒

今夜(8日)から今季最強レベルの寒気が入ります。山陰から北陸、東北の日本海側、北海道は、日中は雨の所も夜は雪に変わり、ふぶく所があるでしょう。大雪に警戒が必要です。9日(月)の予想天気図をみると、北海道の北で低気圧が発達、10日にかけてあまり動かない見込みです。9日をピークに10日にかけて、一気に積雪が増える所があるため雪崩などに一層の警戒が必要です。
◆今季最強レベルの寒気とは◆
この冬の上空の寒気を見ると、秋田は上空5500m付近の気温が-42.1度(12月13日)が一番低いですが、今回はそれを下回る-46度(予想)が入ってきます。また、札幌や輪島の上空5500m付近の気温も、この冬一番低いのが入ってくる予想です。

予想天気図
予想天気図

寒さの底は?

今週の寒さの底は、あす(9日)からあさって(10日)の朝にかけてとなりそうです。
あすの最高気温は福岡は5度、東京は晴れても7度で、季節風が強く、この数字以上に寒く感じられそうです。札幌は、10日の最低気温は氷点下10度。この冬2回目の氷点下10度以下の予想です。さっぽろ雪まつりで、普段、寒さや雪に慣れていない観光客は、大雪対策、防寒対策が必須です。
また、東北や九州、沖縄では、最高気温がこの冬一番低くなる所がありそうです。
※この表にはありませんが、9日(月)から10日(火)は近畿地方は冷え込みが強まります。大阪はこの冬、これまでに冬日(最低気温が0度未満)になっていませんが、9日、10日は冬日の可能性があります。

立春が過ぎ、暦の上では「春」ですが、今週の前半は、日本海側の大雪と全国的に厳しい寒さに注意・警戒が必要です。