20日は二十四節気の「大寒」。1月下旬から2月はじめにかけては、各地とも一年の最低気温の記録がでやすい。ただ、この冬は前半に寒波が立て続けにやってきたため、ここにきて冬将軍は少し息切れ気味。今週は全国的に極端な寒さはなさそう。

週間予報
週間予報

1年の最低気温が記録される時期ですが・・・

きのう(17日)、きょう(18日)は、大学入試センター試験。大学などの入学試験シーズンに突入する1月下旬、1年の中でもっとも寒い時期の意味をもつ「大寒(だいかん)」をむかえます。実際、1月下旬から2月はじめにかけては、各地とも1年の中で一番低い気温を記録することが多くなっています。日本の寒さの記録は北海道の旭川で氷点下41度。今から100年以上前の1月25日に記録されています。
ただ、この冬は12月に入ったとたん寒波が次々とやってきて厳しい冷え込みになった分、ここにきて冬将軍息切れ気味。週末にかけては厳しい冷え込みはない見込みです。

寒さの記録
寒さの記録

週の中頃まで、空気カラカラ

あす(19日)の朝は、西日本を中心に冷え込みが緩み、日中の気温は平年並みか高め。特に、関東は最高気温12度前後と3月並みの予想。あさって大寒から週末にかけて全国的に極端な寒さはない見込みです。
ただ、太平洋側を中心に21日頃まで空気の乾燥した状態が続きます。きょう(18日)も最小湿度は甲府は15%、東京も18%まで下がり空気はカラカラです。風邪やインフルエンザには十分に注意しましょう。そして、22日は再び南岸低気圧がやってきます。詳細は随時、日直予報士でお伝えしますのでこまめにチェックして下さい。