強烈な冬将軍で京都は20センチ以上の雪が積もり約半世紀ぶりの大雪。北陸も年に一度あるかないかの大雪。Uターンの足に影響か。青森酸ケ湯は今季初の積雪3メートル超え。

3日の全国の天気と予想最高気温
3日の全国の天気と予想最高気温

◆Uターンは時間に余裕を持って行動を

新年早々にやってきた強烈な冬将軍は、ようやく日本から遠ざかりつつあります。
3日(きょう)は次第に雪の降り方は弱まってくる見込みですが、
ここ数日で一気に積雪の増えた所や、乾いた道路から凍結した雪道に変わった所もあります。
①Uターンはこまめに交通情報や気象情報を確認しましょう。
車で移動される方は運転にくれぐれもご注意下さい。
また、飛行機や鉄道などの交通機関に影響が出る心配があります。
こまめに情報を確認して、時間に余裕を持って行動してください。
②北陸、東北の日本海側、北海道の日本海側は夕方にかけても雪が続く見込みです。
4日(あす)朝までに予想される降雪量(降る量です。積もる量ではありません)は
いずれも多い所で
北海道、北陸(新潟県を含む) 40センチ
東北(日本海側中心)30センチです。
近畿(北部中心)、東海(山沿い中心)、関東甲信(長野県北部や北関東の山沿い)20センチ
③雪がやんだ後のナダレ、屋根からの落雪、除雪作業中の事故に注意して下さい。
元日から続いている雪で日本海側では局地的な大雪になっています。
特に京都では一時、22センチの雪が積もりました。これはおよそ半世紀ぶりの記録的な大雪です。
富山県、石川県、福井県など北陸地方と、北海道の石狩・空知地方などでも年に一度あるかないかの大雪です。
青森県の酸ケ湯の積雪量は今シーズン初めて3メートルを超えました。
山は雪崩が起こりやすくなります。
スキーをする方は決められたコースを滑るようにしましょう。
屋根に積もった雪が重さを増して一気に落ちてくる危険があります(氷を含んでいることも)。
軒下は注意しましょう。
雪おろしなどの作業は命綱をつけ、足場をしっかり確保して複数人で行うようにしましょう。
冷え込みが強く、路面の雪が凍ったままの所もあります。車の運転はスリップ事故に注意しましょう。