西は平地も積雪か 北は台風並みの暴風

2014/12/16 14:14

17日は西日本では数年に一度レベルの寒気が入る所もあり、太平洋側の平地でも積雪の恐れ。最新の予報では、北海道は暴風のレベルアップ。電柱が倒れるくらいの風に警戒。

◆南国 鹿児島の平地でも雪か17日は、日本の上空に強い寒気が流れ込んでくるでしょう。 松江など、西日本では数年に1度レベルの強い寒気が予想されています。 17日は、北日本から西日本の日本海側は、平地を含め、大雪となりそうです。 寒気が強いので、西日本の太平洋側でも、雪雲が流れ込んで、雪が積もる所があるでしょう。 上記は、17日朝の通勤や通学の時間帯の天気の予想です。 西日本でも、広い範囲で、白い雪の表示が目立ちます。 【17日正午までの24時間に予想される降雪量】 北海道地方 北陸地方  80センチ 東北地方 東海地方   50センチ 関東甲信地方      40センチ 西日本日本海側     30~40センチ 西日本太平洋側     10~30センチとなっています。 鹿児島県(奄美地方を除く)の平地でも、 17日正午までに、3センチの雪が降ると予想されています。 西日本の太平洋側は、普段、雪があまり降らない所だけに、 少しの雪でも、17日の朝は、交通機関が乱れる恐れがあります。 時間に余裕を持ってお出かけ下さい。 また、雪が多く予想されている北海道ですが、 北海道の太平洋側では、17日朝にかけて、局地的に激しい雨や湿った雪が降るでしょう。 雪の重みで、電線が切れて、停電してしまう恐れもあります。 さらに、北海道だけでなく、北陸など日本海側でも、雪がさらに降り積もるでしょう。 日本海側は、18日も大雪が続きますので、雪崩にも注意が必要です。◆北海道は 大雪だけでなく、外出を控えるほどの猛吹雪にさらに、17日は、北海道付近で低気圧が急速に発達するでしょう。 17日午前9時の中心気圧は960ヘクトパスカルで、 日本付近には等圧線が15本くらいかかる予想です。
等圧線の間隔が狭くて、数が多いということは、風が吹き荒れるということ。 17日は、北海道は猛烈な風が吹きそうです。 そのほかの地方も、沿岸部を中心に、非常に強い風が吹くでしょう。 【17日にかけて予想される最大瞬間風速】 北海道地方                  50メートル 東北地方 北陸地方              40メートル 関東甲信地方 東海地方 四国地方 山陰地方  35メートル 近畿地方 九州北部地方 九州南部・奄美地方  30メートル 北海道では、朝の予想よりも、風がさらに強まる予報に変わりました。 最大瞬間風速50メートルとは、走行中のトラックが横転するほどの風です。 17日の北海道は見通しのまったくきかない猛吹雪になる恐れがあり、 車の運転が困難になることもありますので、外出は控えて下さい。

あわせて読みたい

  • 日本海側で大雪 北陸山沿いで24時間降雪量90センチ 警報級のおそれも

    日本海側で大雪 北陸山沿いで24時間降雪量90センチ 警報級のおそれも

    tenki.jp

    12/14

    冬将軍の気配 北から雪の範囲が広がる

    冬将軍の気配 北から雪の範囲が広がる

    tenki.jp

    12/7

  • 日本海側は大雪 太平洋側も積雪に注意

    日本海側は大雪 太平洋側も積雪に注意

    tenki.jp

    1/23

    17日~18日 日本海側は暴風雪・大雪に警戒を 太平洋側の平地で積雪も

    17日~18日 日本海側は暴風雪・大雪に警戒を 太平洋側の平地で積雪も

    tenki.jp

    12/16

  • 警戒 北で1メートル近い降雪 西の平地で積雪

    警戒 北で1メートル近い降雪 西の平地で積雪

    tenki.jp

    2/16

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す