4月に突入し、穏やかで温かいお出かけ日和が続いていますね。冬キャンプよりも難易度が低い、今の時期にキャンプデビューをする予定の方もいらっしゃるのではないでしょうか？
キャンプ初心者の場合、テントにタープ、テーブルなど集めるものが様々ありますが、特にアウトドア調理器具は種類が多い分、どれを購入すべきか迷ってしまうものですよね。
そこで是非活用して欲しいのが、どこの家庭にもある卵焼き器を使ったキャンプ飯。卵焼き器はコンパクトで持ち運びしやすく、ソロキャンプにもおすすめのアイテムです。今回は卵焼き器を使ったキャンプ飯のレシピを3種類ご紹介します。
お肉の旨味を存分に楽しめる♪『卵焼き器deミートローフ』
時間と手間がかかるイメージがあるミートローフも、卵焼き器を使えば簡単！アルミホイルで蒸し焼きにすることでふっくらとジューシーな食感に仕上がります。
～卵焼き器deミートローフの作り方（1個分）～
＜材料＞
・合い挽きミンチ 200g
・うずらの卵 (水煮) 4～5個
・玉ねぎ 1/2個
・人参 1/4本
・卵 1個
・おろしにんにく 小さじ1/2
・パン粉 大さじ4
・牛乳 大さじ3
・サラダ油 小さじ2
・ナツメグ、塩胡椒 各適量
・ケチャップ、中濃ソース 各大さじ2
＜作り方＞
（1）卵焼き器にサラダ油を熱し、みじん切りの玉ねぎ・人参をしんなりするまで炒めていきます。
（2）ポリ袋に合い挽きミンチ・粗熱を取った1・パン粉・牛乳・卵・塩胡椒・ナツメグ・おろしにんにくを加え、外側からよく揉み込みます。
（3）卵焼き器にサラダ油をひき、2の半量を長方形になるよう伸ばしながら入れていきます。
（4）3のタネの上にうずらの卵の水煮を真ん中に寝かせ、縦に並べ入れます。
（5）2の半量のタネを上から覆いかぶせ、更にアルミホイルで卵焼き器に蓋をしたら弱めの中火にかけます。
（6）こんがりと焼き色がついたら裏返し、再びアルミホイルで蓋をして蒸し焼きにします。
（7）中まで火が通ったらお好みの大きさに切り分け、お皿に移します。
（8）3～7の工程で使った卵焼き器にケチャップ・中濃ソースを加え、ミートローフから出た肉汁と一緒に火にかけます。
（9）ソースにとろみがついたら火を止め、ミートローフの上にかけて完成です。
新感覚！卵焼き器で作る、四角い形のたこ焼き♪『角たこ』
一般的なまん丸いたこ焼きも良いですが、こちらの角たこはソロキャン中にパパっと何か美味しいものを作りたい時に便利な一品。たこ焼きの粉・水と一緒に適量の白だしを加えれば、明石焼き風にアレンジすることもできます。
～角たこの作り方（1個分）～
＜材料＞
・たこ 50g
・天かす、紅生姜 各20g
・長ねぎ 10cm
・たこ焼きの粉 50g
・卵 1個
・水 150ml
・サラダ油 小さじ2
・青のり、削り節、たこ焼きソース、マヨネーズ 各適量
＜作り方＞
（1）たこはひと口大に切り、紅生姜はみじん切りに、長ねぎは小口切りにします。
（2）ボウルにたこ焼きの粉・卵・水を加え、よく混ぜ合わせます。
（3）卵焼き器にサラダ油を中火で熱し、生地を流し入れます。
（4）生地の表面が少し固まってきたら1のたこ・紅生姜・長ねぎ、天かすを全体に満遍なく散らします。
（5）半熟状になるまで生地に火を通したら奥から手前へ折りたたみます。
（6）弱火でじっくり加熱し、中まで火が通ったらお皿に移します。
（7）角たこにたこ焼きソース・青のり・削り節・マヨネーズをトッピングして完成です。
朝ご飯やおやつにおすすめ。『ハムチーズブリトー』
コーヒーのお供にぴったり★ハムチーズブリトーのレシピです。2の工程で卵焼き器に油を入れてしまうと生地がベチャベチャになりやすいため、1の工程でタネと一緒に混ぜ合わせることをおすすめします。
～ハムチーズブリトーの作り方（2枚分）～
＜材料＞
・小麦粉 80g
・水 100ml
・オリーブオイル 小さじ1
・塩 ひとつまみ
・ハム 2枚
・とろけるスライスチーズ 2枚
＜作り方＞
（1）ボウルに小麦粉・オリーブオイル・水・塩を加えてよく混ぜ合わせます。
（2）卵焼き器を中火にかけ、油を入れない状態で1のタネを半量流し入れます。
（3）生地の表面が乾いてきたら裏返し、ハム→スライスチーズの順で上でのせます。
（4）アルミホイルで蓋をし、チーズが溶けたら奥から手前へくるくると卵焼きを巻くようにして折りたたんで完成です。
卵焼き器はアイディア次第で様々なメニューに応用することができ、一度で作れる量的にもソロキャンにもってこいのアイテムです。キャンプ初心者で、まだあまりアウトドア調理器具を持っていないという方は是非参考にしてみて下さいね。
ミッツ・マングローブ
姜尚中
ラリー遠田
