この頃は、季節の歩みを感じさせるように、夕暮れも早くなってきました。肌寒く感じる日も増えてきましたね。昼の時間が短くなったことで、日常生活も何かと忙しく感じていませんか。そんな時こそ、ぜひ、食べることを楽しみましょう!今回は、いつもの料理にのせたり、混ぜたり、添えたり…簡単に変化を楽しめるタレの作り方をご紹介します。ご飯のお供や、焼いただけの肉や魚、生野菜や蒸し野菜など、お好みのものに使ってみてください。あなただけのアレンジ、ぜひ見つけてくださいね。

旬の果物を使ったタレ

今の時期に、安く手に入り、頂き物にも多い果物といえば、『柿』を挙げる人が多いのではないでしょうか?少し柔らかくなってしまった時にはぜひ、このタレを作ってみてください。そうでない場合は1cmほどの角切りにしてくださいね。千切りにした大根のドレッシングとしてかけたり、角切りのチーズと和えたおつまみに、よく合います。

<材料>
柿(よく熟れたもの、そうでない場合は上記参照) 1個
しょうゆ 大さじ2
酢 小さじ1
七味唐辛子 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
かつお節 5g

<作り方>
柿は半分に割って、中身をスプーンなどでボウルに取り出します。残りの材料も加え、しっかりと混ぜたら完成です。

エスニックなさっぱりダレ

サラダはもちろんですが、蒲焼きや照り焼きにもぴったり合います。バジルや香菜などをトッピングすると、さらにエスニックな味になりますよ。いつもの料理に飽きてしまった時にもおすすめです。

<材料>
プチトマト 10個
セロリ 10cm
レモン汁 大さじ1
豆板醤 小さじ1
ナンプラー 小さじ1
砂糖 小さじ1

<作り方>
プチトマトはヘタをとって縦半分に切ります。セロリは筋を取り除き、みじん切りにします。ボウルに全ての材料を入れて、しっかりと和えたら、冷蔵庫で30分ほど寝かせて味を馴染ませたら、完成です。

焼き野菜にぴったりのタレ

トースターやグリル、フライパンなどで焼いただけのシンプルな野菜。熱が加わることで、野菜本来の甘みがグッと引き出されます。焼く際には、サラダ油やオリーブオイルなどをハケでひと撫でしておくと、甘みが閉じ込められるとともに、コクも加わるのでおすすめです。タレは、和風とも洋風とも感じられる味です。山芋やレンコン、オクラ、ねぎなどの焼き野菜と合わせてみてください。ほんのりとした辛さなので、辛みが苦手な人でも食べやすいのではないかと思います。調味料を混ぜるだけの簡単さです。野菜をフライパンで焼いた場合には、焼き上がりにタレを絡めながら、とろみが出るまで加熱すると、さらにまろやかになります。

<材料>
マスタード 大さじ2
ポン酢 大さじ1
はちみつ 小さじ1

<作り方>
材料をボウルなどで混ぜるだけで完成。

食が進む香味ダレ

唐揚げなどのボリューミーなメニューや、蒸し鶏や蒸しなすなどのさっぱりしたメニューに、とてもよく合う万能のタレです。迷った時にはぜひこちらを!たっぷり作って、冷蔵庫で保存しておくのもあり。その際は1週間を目処に食べ切りましょう。

<材料>
長ネギ 10cm
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 小さじ1
豆板醤 小さじ1
にんにく(すりおろし) 少々
しょうが(すりおろし) 少々
塩 ふたつまみ程度

<作り方>
長ネギをみじん切りにして、耐熱容器に全ての材料を合わせます。ふんわりとラップを掛けて、電子レンジで500W・1分ほど加熱します。粗熱が取れたら、完成です。

日常の小さな変化も楽しむ!そんな心持ちで過ごしていきたいですね。