いよいよ秋が深まり、紅葉シーズンがやってきますね。「せっかくならキレイな写真を撮っておこう!」と写真を撮ったけれど、後から見返してみると、「なんだかイマイチかも・・・」と思った経験、ありませんか?
今回は、紅葉撮影のポイントを3つご紹介します!スマホのカメラで実践できるものばかりなので、一眼レフなどの本格的なカメラをお持ちでない方もぜひ試してみてください。

ポイント1 構図

まず初めのポイントは「構図」です。メインの紅葉とそれ以外のもののバランスを考えて、紅葉を際立たせる構図を考えましょう。画面のなかに紅葉を多めにいれて、背景に紅葉以外のものを少し入れると、主役の紅葉が分かりやすくなります。
撮るときに立ち位置を変えたり、ズーム機能を使って構図を変えてみてください。撮った写真を後からトリミングをすることでも、一気に素敵な写真に変えることができますよ。

ポイント2 天気

次のポイントは「天気」です。晴れた日の方が良い写真を撮れるイメージがあるかもしれませんが、天気によって違った良さが出るんです。

①は晴れの日に撮った写真です。
葉っぱがとても色鮮やかですね。晴れた日は太陽の光が葉っぱによく当たって、ハッキリした明るい雰囲気の写真が撮れます。木の下から覗き込むようにして撮ると、青空も映ってコントラストが綺麗です。

②はくもりの日に撮影した写真です。
くもりの日は晴れた日に比べて光の強い反射がなく、やわらかい輪郭・色合いになります。
晴れの日と違って、しっとりして落ち着いた写真ですね。

天気によってそれぞれ違う雰囲気の写真を撮ることができるので、どんな天気でも紅葉の写真を楽しめます!

ポイント3 加工

最後のポイントは「加工」です。今回はiPhoneの編集機能を使って説明します。
アイコンがいっぱいあって、最初は迷うと思うのですが、主にシャドウ・明るさ・彩度の3つを上げると、紅葉の鮮やかさを際立たせることができます。
③の写真は影がかかって全体的に暗めですが、明るさを+40、シャドウを+77、彩度を+60に調整すると、④のようになります。調整してみるとかなり印象が変わって、紅葉の鮮やかさが際立ちます。こんな風に、撮った写真を後から加工して、お気に入りの一枚に変身させるのもオススメです。

今回ご紹介した3つのポイントをおさえて、素敵な紅葉の写真を撮りに行ってみませんか?tenki.jpでは紅葉見頃情報2022を公開しています。日本全国の紅葉スポットの今の状況や、紅葉の見頃の時期をチェックできます。紅葉を見に行く際は、ぜひ参考にしてみてください。

動画解説:小室 拓也