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今から約1080年前の遠い昔。天慶三(940)年の春分を過ぎたばかりのちょうど今頃。3月25日(当時の暦では二月十四日)、春の風が吹き荒れる下総地方の原野で、日本史上最悪の叛逆者とも、東国鎮守の軍神とも、首都東京の最恐の怨霊とも、庶民のために戦う英雄とも語り継がれる伝説の武者・平将門が合戦の中で命を落としました。歴史上、中央政府への叛逆は数えきれないほど起きていて、その中には何年にも及ぶ深刻で大規模なものも多いにも関わらず、将門の起こした「天慶の乱」は史上もっとも有名な朝廷への謀反劇と言ってもいいものです。しかしなぜ、わずか二か月で鎮圧された比較的小規模な謀反が、千年を超えて語り継がれるのでしょう。平将門とは何者だったのでしょうか。
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