桜の便りがちらほら聞こえはじめ、春の訪れを感じる季節になりました。北海道でも気温によっては雪解けが進んでいますが、朝晩の気温は氷点下。春というにはまだまだ遠い時期です。しかし、この時期だからこそ楽しみたいのが春スキー。山にはたっぷり雪が残っていて、5月のゴールデンウィークまで充分に楽しむことができます。暖かい日なら、軽装で滑ることもできますよ。今年の春休みは北海道で春スキーを楽しんでみてはいかがですか。

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※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『3つの密』の回避を心掛けましょう。

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※お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報をご確認ください。

【大雪山黒岳スキー場】春スキーといえば黒岳。5月は半袖で滑れる!!

北海道で春スキーといえば、まずは黒岳です。ゴールデンウィークまでたっぷりと雪があるので、5月の暖かい日には、春の日差しを浴びながら、半袖でスキーを滑るという北海道ならではの体験をすることもできます。

黒岳は海抜1984m。この北東の斜面にスキー場があります。ゲレンデに行くには、まず、麓の層雲峡駅でロープウェイに乗り、そこからさらにリフトに乗ります。リフトを降りると標高約1500m。本州の3000mクラスの山と同等の雪質だといわれています。

春こそ黒岳のオンシーズンともいえるほど、黒岳の春スキーは人気が高く、スキーシーズンの滑り納めにはぴったりといえるでしょう。アフタースキーで麓の温泉街や観光スポットを訪れる際も、道路の雪が解けている春は移動しやすいのでオススメです。

【大雪山黒岳スキー場】

■基本情報・コース情報

■所在地:上川郡上川町層雲峡

※アクセスはこちら

■問い合わせ:01658-5-3031

■5月8日(日)まで営業予定

※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください

(写真はイメージです)
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【キロロスノーワールド】ファミリー向けの大型リゾート

札幌市内から車で60分と、アクセス抜群のキロロスノーワールドは、標高1180mの朝里と1090mの長峰の2つのピークに、全23コースをもつスキー場です。春シーズンは4月9日から。今年はゴールデンウィーク最終日の5月8日まで営業を予定しています。

スキー以外のアクティビティでオススメなのは、第3のウィンターアイテムとよばれるSNOW DRIVE(スノードライブ)。操作が簡単なので、スキーをしたことがない人もすぐにマスターできます。

キロロリゾートはファミリー向けの宿泊型大型リゾート施設です。温泉、プール、室内パーク、ショップなども充実。今年の春休みはご家族そろって春スキーを楽しんでみては。

【キロロスノーワールド】

■基本情報・コース情報

■所在地:余市郡赤井川村常盤128番地1キロロリゾート

※アクセスはこちら

■問い合わせ:0135-34-7111

■5月8日(日)まで営業予定

(5ヵ所のライブカメラでゲレンデの様子が見られます)

※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください

(写真はイメージです)
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【中山峠スキー場】冬は閉鎖する不思議なスキー場。4月1日オープン!!

札幌市内から車で60分。その名のとおり、中山峠のほぼ山頂にあるスキー場です。標高850m。初すべりの時期が早く、毎年11月にオープンしますが、12月初旬にはクローズしてしまいます。なぜ、スキーのオンシーズンにクローズするのか。それは、あまりにも積雪量が多いから、という珍しい理由によります。

しかし、中山峠スキー場はむしろ、4月になってからがトップシーズン。3月までほとんど手つかずのゲレンデには、真冬のような上質な雪がたっぷり積もっています。また、春のシーズンにはファンパークもオープン。ジャンプ好きのスキーヤーたちが多数訪れます。

さらに、屋外でゲレンデを眺めながらジンギスカンを食べることができるのも、魅力の一つ。明るい春の日差しの中、思う存分スキーをすべり、その後は羊蹄山を眺めながらのジンギスカン。そんな北海道の春スキーを楽しんでみませんか。

【中山峠スキー場】

■基本情報・コース情報

■所在地:虻田郡喜茂別町字川上345

※アクセスはこちら

■問い合わせ:0136-33-3373

■5月8日(日)まで営業予定

※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください

(写真はイメージです)
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【札幌国際スキー場】札幌中心部から車で60分。屋外でジンギスカン

札幌中心部・大通から車で約60分とアクセス抜群。そのうえ、山の麓でも標高が630mもあるので、積雪量も充分。春でもパウダースノーを楽しむことができる日もあります。

札幌国際はゲレ食が充実していることもオススメの一つ。レストランが6店あり、ラーメン、ピザ、お肉、スイーツなどメニューも豊富。中でも札幌国際の春の名物は、屋外でのジンギスカン食べ放題。春のポカポカ陽気の中、ゲレンデを眺めながら羊肉をほおばることができるのは、北海道ならでは。今年のスタートはいつなのか、楽しみに待っている人も多いのでは。

大規模なスノーリゾートに比べ、手ぶらOK、日帰りOK、リーズナブルな料金と、気軽に行けるのが魅力の札幌国際。スキーとゲレ食を満喫した後は、定山渓温泉で疲れを癒してみてはいかが。

【札幌国際スキー場】

■基本情報・コース情報

■所在地:札幌市南区定山渓937番地先

※アクセスはこちら

■問い合わせ:011-598-4511

※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください

(写真はイメージです)
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