国内で流通している大根の中でも約9割を占めていると言われている『青首大根』。青首大根の旬は12~2月の冬場で全体的に甘みが強く、触感が柔らかいのが特徴的です。旬で値段も安いと言う事もあり、冷蔵庫に常備しているという方も多いのではないでしょうか?

大根はおでん・味噌汁・鍋など何かと出番が多い野菜ですが、意外とレパートリーが増えないのが悩みの種ですよね。そこで今回こちらではいつもと違った味わいを楽しめる、青首大根を使った個性派レシピを3種類ご紹介します。

【参照】

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旬の味覚、青首大根をたっぷり楽しもう★
旬の味覚、青首大根をたっぷり楽しもう★

味染み染み。『大根とベーコンのポトフ』

最初にご紹介するのは『大根とベーコンのポトフ』のレシピです。3の工程にて一度大根に電子レンジで火を通しておくことでコンソメベースのスープがしっかり染み込みやすくなります。

~大根とベーコンのポトフの作り方(3人前)~

<材料>

・大根 1/3本

・玉ねぎ 1個

・厚切りベーコン 200g

・水 3カップ

・固形コンソメ 2個

・塩、ブラックペッパー、乾燥パセリ 各少々

<作り方>

(1)大根は皮を剥き、2~3cm程度の厚さの半月切りにします。

(2)玉ねぎはくし切りに、厚切りベーコンは2cm幅に切ります。

(3)1の大根を耐熱容器に移し、ふんわりとラップをかけたら電子レンジで約8分間柔らかくなるまで加熱します。

(4)鍋に水を注ぎ入れ、2の玉ねぎ・3・固形コンソメを加えて強火にかけます。

(5)ふつふつと煮立ってきたら弱めの中火に切り替え、10分程度煮込んでいきます。

(6)玉ねぎが柔らかくなったら塩とブラックペッパーで調味し、2のベーコンを加えて5分程度煮込みます。

(7)6を器で盛り付け、乾燥パセリをトッピングして完成です。

ご飯にもパンにも合うほっこり味のポトフ。
ご飯にもパンにも合うほっこり味のポトフ。

糖質オフでヘルシー!『大根のツナペペロンチーノ』

ダイエット中だけど無性にパスタが食べたい!そんな時はパスタの代わりに大根を使った大根のツナペペロンチーノがおすすめです。

~大根のツナペペロンチーノの作り方(2人前)~

<材料>

・大根 1/2本

・ツナ缶 1缶

・鷹の爪 1本

・にんにく 2~3片

・オリーブオイル 大さじ2

・塩胡椒 適量

<作り方>

(1)大根は皮を剥き、千切りにします。

(2)鷹の爪は種を取り除いて小口切りにし、にんにくは薄切りにします。

(3)フライパンにオリーブオイルを熱し、2を炒めていきます。

(4)香りが立ってきたら1を炒めていきます。

(5)大根がしんなりするまで炒めたら油を切ったツナを投入し、さっと炒め合わせます。

(6)仕上げに塩胡椒で味を整えて完成です。

ツナの旨味たっぷりの糖質オフペペロンチーノ。
ツナの旨味たっぷりの糖質オフペペロンチーノ。

甘辛で美味しい。『大根と豚バラ肉の回鍋肉』

回鍋肉に使う野菜と言えばキャベツが定番ですが、今回は大根を使用してみました。炒めても水分が出にくいので大根特有のシャキッとした触感も楽しむことができ、豚バラ肉の脂身や甘辛のタレでご飯が進みます!

~大根と豚バラ肉の回鍋肉の作り方(2~3人前)~

<材料>

・大根、長ねぎ 各1/2本

・豚バラ肉 250g

・にんにく、生姜 各1片

・ごま油 大さじ2

<調味料>

・甜麺醤 大さじ2

・醤油、料理酒、みりん  各大さじ1

・鶏がらスープの素、豆板醤 各小さじ1

・砂糖 小さじ2

・水 50ml

<作り方>

(1)大根は皮を剥いて3mm幅のいちょう切りに、豚バラ肉は食べやすい大きさに切ります。

(2)長ねぎは斜め薄切りに、にんにくと生姜は千切りにします。

(3)フライパンにごま油(大さじ1)を熱し、にんにくと生姜を炒めていきます。

(4)香りが立ってきたら豚バラ肉を投入し炒めていきましょう。

(5)4の豚バラ肉に火が通ったら一旦お皿に取り出します。

(6)同じフライパンにごま油(大さじ1)を追加で熱し、1の大根を炒めていきましょう。

(7)大根に火が通ってきたら長ねぎをさっと炒め、4の豚バラ肉を戻し入れます。

(8)7に調味料を混ぜ合わせたものを注ぎ入れ、全体に馴染むように混ぜ合わせたら完成です。

大根はすぐ火が通りやすいよう出来るだけ薄めのいちょう切りにしましょう。
大根はすぐ火が通りやすいよう出来るだけ薄めのいちょう切りにしましょう。

いかがでしたか?大根料理のレパートリーを増やしたい方、余っている大根を最後まで綺麗に消費させたい!と言う方は是非参考にしてみて下さいね。

出来上がりが楽しみ!
出来上がりが楽しみ!