この時季のキャンプは玄人感がありますよね。しかし、イマドキは、設備の整ったバンガローや電源付きサイトなど、冬でも楽しめる選択肢も多くあります。それぞれのキャンプスキルや、手持ちの設備や装備などに合わせて選べば、楽しいアウトドアタイムを過ごすこともできる時代。今回は、筆者が過去の「冬キャン」で楽しかったメニューをご紹介します。もちろん、おうちでも楽しめますので、この時季ならではのキャンプのよさを感じてみてください!

メニューはなぁに?

今回、おすすめしたいメニューは「たこ焼き」です!『なぜ、たこ焼き?』という理由はたくさんありますが、鉄板が暖房のように周りを暖かくしてくれる上に、食べた時に『あちち…』となるほどに、体の中も温かくなるからです。また、作っている時も、自然と鉄板を囲むように過ごすよさもあります。今では、たこ焼き器などが付属したホットプレートや、ガス火で作る鉄板なども手軽に購入できるようになりましたので、おうち用の調理器具としてすでにお持ちの方も多いかもしれませんね。訪れる先の設備で調理器具を選んでみてもよいかもしれませんね。電気を利用するホットプレートの場合は、使用できるW数の確認を必ず行っておきましょう。

ミックス粉に頼らないで作ってみるレシピ

手軽にミックス粉を利用するのもアリですが、ゆったりとした時間の流れと手を掛けることを楽しめるのは、アウトドアタイムのよさのひとつ。今回は我が家がアウトドアで作っているレシピをご紹介します。具材をアレンジしたり、お好みの仕上がりを模索してみるのも楽しいかもしれませんね。

<材料>およそ60〜70個

小麦粉 180g〜200g

水 800ml

かつおだし(顆粒) 小さじ1

昆布だし(顆粒) 小さじ1

卵 3個

山芋(すりおろし) 大さじ2

白だし 大さじ1

みりん 大さじ1

<具材>

タコ

ねぎ

キャベツ

こんにゃく

天かす

紅しょうが

<他>

2Lの空ペットボトル

じょうご

ソース

青のり

鰹節

マヨネーズ

<作り方>

1. ペットボトルに水を入れて、顆粒だし、小麦粉を順番に入れていきます。小麦粉は、じょうごを使って少しずつ加えていくとダマになりにくいです。それぞれ加えた後は、蓋を閉めて、よく振り混ぜます。

2. 卵をときほぐして、山芋を混ぜ、ペットボトルに加えます。白だし、みりんも加えて、蓋をして、大きくゆっくりと振って、全体がしっかりと混ざるようにします。

3. タコは小さめに小口切りにします。ねぎ、キャベツ、紅しょうがはみじん切りにします。こんにゃくは洗って、包丁の背などで軽く叩いた後に、タコと同じくらいの大きさに手でちぎります。

4. 鉄板に油をひき、温めます。

5. ジュッ、とするほどにしっかりと温まったら、タコとこんにゃくを入れます。

6. 生地を鉄板の目一杯に流し込みます。

7. ネギ、キャベツ、天かす、紅しょうがをたっぷりとまぶします。

8. 生地がふつふつしてきたら、縦横に生地を切り分けつつ、丸め込みながら、たこ焼きを作っていきます。

9. くるくるしながら、好みの焼き加減になれば出来上がりです。ソースなどをお好みでかけてお召し上がりください。

※出来立ては本当に熱いので、やけどをしないように注意してくださいね!

「粉物」×「ソース」は、見ると食べたくなってしまう、不思議な魅力がありますよね。