ゴルフは見た目以上に難易度が高く、数あるスポーツのなかでも難しいスポーツと言われています。趣味で楽しんでいるならストレスを感じるほど練習する必要はありませんが、上達するともっとゴルフが楽しめるようになります。では初心者でゴルフを上達するためにはどれくらいの練習をすればいいのでしょうか。

今回は初心者必見のゴルフ上達のための練習量や練習頻度を徹底解説します。

早く上達したい、効率よく上達したいという方はぜひ参考にしてみてください。

ゴルフ初心者が上達するための練習量はどのくらい?

ゴルフは練習すれば練習するほど比例して上達します。初心者のうちは感覚さえ掴めば、練習量がわかりやすく上達につながるでしょう。初心者がゴルフを上達するために目指したい練習量は、打ちっぱなしで練習するなら1日100〜150球程度がおすすめです。ゴルフ場によっては時間制で打ち放題が可能なこともありますが、その場合は1日60分を目安にしておきましょう。

打ちっぱなし以外では自宅で毎日素振りを20分程度行ったり、パター練習を50〜100球程度行うのもおすすめです。ただゴルフは練習量というよりも、正しく練習できているかが上達に大きく影響します。いくら毎日長時間練習したとしても、練習方法が間違っていては意味がありません。また長時間練習することを目標にすると集中力が切れがちです。早く上達したいなら練習量をある程度決めておくことは大切ですが、効率よく上達するためには正しいフォームで集中して、質の高い練習を心がけましょう。

ゴルフの腕を上達させるために最適な練習頻度

ゴルフを練習する場合、まずは打ちっぱなしに行くことになるでしょう。時間やお金があったり、ゴルフに夢中になっていたりすると「毎日行きたい!」と思うかもしれませんが、それはなかなか難しいことです。ゴルフの腕を上達させるためには、最低でも週1・2回練習場に通うようにしましょう。実際に打ちっぱなしでボールを打つことで、感覚が掴みやすくなります。ただ時間が作れて1回100〜150球打つ程度であれば毎日通っても問題ありません。

打ちっぱなしでの練習は週1・2回程度で無理なく続けるのがおすすめですが、ゴルフの練習は自宅でもできます。自宅での素振り練習はできれば毎日したい練習です。長時間やる必要はありません。毎日5分でも10分でもいいので、フォームをチェックしながら感覚を身につけましょう。

またもしお金や時間に余裕があるのであれば、週1回程度ティーチングプロをつけるのもおすすめです。初心者のうちに変なくせがついてしまうと、なかなか改善できません。最初だからこそティーチングプロにきちんと学び、基本に忠実に練習することで効率のいい上達が目指せます。

初心者のうちはラウンドデビューが不安かもしれませんが、ある程度ボールが思い通りに打てるようになったら月1・2回はラウンドしておくとゴルフの腕前が上がりやすいです。ラウンドで打つ感覚は打ちっぱなしとは違うので、できるだけラウンド回数を増やして感覚を掴みましょう。

ゴルフの上達スピードを上げる日常生活でできる練習

ゴルフの上達スピードを上げるためには、日常生活でできる練習を取り入れましょう。ゴルフの練習は必ずしも打ちっぱなしやゴルフ場でするものではありません。日々コツコツ練習する習慣をつけておけば、必ずゴルフは上達しますよ。

■1. フォームチェック

自分の体と鏡さえあればできるのがフォームチェックです。街中でショーウィンドウなどでフォームチェックしている人を見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。ゴルフはスイング時のフォームが正しく身についているかがとても大切になります。自宅で鏡を見ながら自分のフォームをチェックしてみましょう。動画に撮って客観的に自分のフォームを見るのもおすすめです。

■2. 素振り

自宅でできるゴルフ練習のなかで、できれば毎日して欲しいのが素振りです。とはいえ、クラブを使った素振りは庭がある場合を除いて、行うのは難しいでしょう。そこでおすすめなのがタオル素振りです。1メートルくらいの長さがあるスポーツタオルの先端を丸めてゴムで縛り、それを使って素振り練習をします。通常のスイングフォームで振り上げて、タオルの先端が背中に当たったら思いっきり振り下ろしましょう。タオルを完全に首に巻きつけるイメージで、しっかり振り切ります。この素振り練習なら室内でいつでも練習できます。素振り練習をするときは、必ず正しいフォームを意識するようにしてください。

■3. ストレッチ

理想的なスイングをするためには、柔軟性を高めておくことが大切です。特に肩・肩甲骨・股関節・胸周りの柔軟性を高めておくことは、可動域を広げるだけでなく、怪我防止にもつながります。日常的にストレッチをする習慣をつけて、しなやかな体を作りましょう。

■4. ヤード感覚を掴む

通勤中やプライベートでもできるのが、ヤード感覚を掴む練習です。ゴルフでは距離を測る単位がヤードですが、ヤードがどれくらいかパッと思い浮かぶでしょうか。1ヤードは91.44cmで、1メートルより少し短い距離です。横断歩道の白線は幅が45cm〜50cm程度なので、白い部分とそうでない部分1組が約1ヤードになります。日本人の足の長さからすると1歩を1ヤードにするのは少し歩幅が広過ぎますが、意識して横断歩道を大股で歩けば、1ヤードの感覚が掴めるようになるかもしれません。一概にはいえませんが一般的に電信柱の間は30〜40mとなっています。通勤時にある電信柱を目安にまずは自分の歩幅で距離を計測してみて、そこからヤードでどれくらいか計算してみるのもヤード感覚を身につけるには最適な方法です。

ゴルフは練習量や頻度と同じくらい質を重視しよう

初心者がゴルフを上達するには練習量や頻度も重要ですが、練習の質を高める必要もあります。今回紹介した内容を参考にご自身で練習スケジュールを組んで、コツコツ練習しましょう!日常生活でできる練習もぜひ取り入れてみてください。ゴルフを上達するためにはたくさんラウンドすることも大切です。

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