今冬はラニーニャ現象の影響もあり、日本全国のスキー場で雪たっぷり♪ ふかふかの雪と白銀の絶景を堪能するもよし、久しぶりのスキー&スノーボードにチャレンジするもよし、はじめての雪遊びだって最高のシーズンとなりそうですよ。tenki.jpでは今回から連載で「おすすめスキー場7選」をご紹介していきます。初回は「スキー場ベースのホテルで楽々スキー&スノボなら」。スキー場選びの参考にしてくださいね。

キーワードは“ゲレンデ0分”
キーワードは“ゲレンデ0分”

スキーイン・スキーアウト&スキーセンター機能で楽ちん滞在!

スキー&スノーボードをお泊まりで楽しむなら、断然、おすすめなのが、ゲレンデベースにスキー場直営ホテルがあるスノーリゾートです。

スキー旅はどうしても荷物が多くなりがち。子供の荷物も大人が持たなくてはいけない幼児連れのご家族なんて、とくにですよね。そんなストレスを解消してくれるのが、とにかく移動を最小限に抑えてくれる“ゲレンデ0分”、スキー場が目の前のホテルなんです。

クルマならホテルのフロントに横づけできて、かつ、駐車場も近いとベター。駐車場まで送迎してくれるサービスがあればベストです!

さらに、“直営”も重要なキーワード。直営ホテルであれば、リフト券売場やレンタル、スクール受付、売店、レストランなど、スキーセンター機能を兼ね備えているところがほとんど。ひとつの館内ですべての準備ができるので、まさに快適。

しかも、直営ゆえのリフト券付きをはじめとする様々なお得な宿泊プランが用意されています。

この冬、お泊まりスキー&スノボを検討しているなら、スキーイン・スキーアウトができるゲレンデ0分、さらには、スキーセンター機能完備。このふたつのポイントを兼ね備えたホテルがあるスキー場を選んでみてはいかがでしょうか?

おすすめは“スキーセンター機能”完備
おすすめは“スキーセンター機能”完備

舞子スノーリゾート|ICからたった2分のアクセス抜群ホテル

雪が多いシーズンに重要視したいスキー場選びのポイントといえば、アクセスのよさ。しかも、雪道運転のリスクを軽減してくれるインターチェンジからの近さがとくに重要となります。

新潟 南魚沼市の「舞子スノーリゾート」は関越道 塩沢石打ICからたった1分。しかも、全26コース、最長滑走距離6,000mを誇る巨大ゲレンデで、ビッグスケールと好アクセスという、ある種、相反するメリットをあわせもつスノーリゾートなんです。

お泊まりにおすすめは、こちらもICからたった2分という抜群アクセスが魅力の「舞子高原ホテル」。レンタルやリフト券売場、幼児連れにうれしいファミリー専用の無料休憩所「キッズピット」などもあり、快適なスノーリゾート滞在が可能です。

【舞子スノーリゾート】

◆住所:新潟県南魚沼市舞子2056-108

◆アクセス:(車)関越道 塩沢石打ICから約1km (電車)JR上越新幹線 越後湯沢駅から無料シャトルバスで約20分

※営業期間など詳細情報は公式サイトをご参照ください。

タングラムスキーサーカス|“雪の遊園地”を遊び尽くせる直営ホテル

ラフトボートに乗ってスノーモビルに引っ張られるスリル抜群のスノーラフティングや雪上版メリーゴーランドともいえるボーラーカルーセルなど、雪上アクティビティの充実で人気! 元祖“雪の遊園地”といえば長野 信濃町の「タングラムスキーサーカス」です。

そのゲレンデベースにどんと構えるのが「ホテルタングラム」。スキー場直営ゆえにリフト券売場、レンタル、スキーロッカーなど、すべてが揃ったオールインワンのリゾートホテルです。

和洋中の豪華料理が食べ放題のレストラン「ZIGZAG」や温泉大浴場「タングラム斑尾温泉」、さらには、遊び足りないキッズに人気の室内プールなど、コンテンツの充実も人気の秘訣となっています。

【タングラムスキーサーカス】

◆住所:長野県上水内郡信濃町古海3575-8

◆アクセス:(車)上信越道 信濃町ICから約10km (電車)JR北陸新幹線 飯山駅から路線バスで約45分

※営業期間など詳細情報は公式サイトをご参照ください。

スキージャム勝山|西日本最大級のスケールと本格リゾートを堪能

多彩な14コースに最長滑走距離は5,800m! 西日本最大級のビッグスケールで人気のスキー場といえば、福井 勝山市の「スキージャム勝山」。雪質のよさにも定評があり、レベルを問わず楽しめると評判です。

日本最大級のキッズ&ビギナーパーク「ビキッズパーク」や雪上バナナボートが人気の「スノーランド」など、キッズに人気のコンテンツも多彩。

そして、宿泊は「ホテルハーヴェストスキージャム勝山」。ホテルを1歩出るとゲレンデという好立地。さらには、リゾートセンター直結だからレンタルやリフト券購入など、場内移動も最小限に抑えることができます。

アフタースキーは露天風呂からの絶景とサウナ・ジャグジー・寝湯などのSPA施設充実の温泉大浴場「法恩寺温泉 ささゆり」で疲れを癒して帰りましょう。

【スキージャム勝山】

◆住所:福井県勝山市170-70

◆アクセス:(車)中部縦貫道 勝山ICから約14km (電車) JR北陸本線 福井駅から直行バス(有料)で約50分

※営業期間など詳細情報は公式サイトをご参照ください。

ルスツリゾート|3つの直営ホテルで最高級のスノーリゾート滞在を!

全37本のバリエーション豊富なコースに、フルマラソン並みの42kmという総滑走距離を誇る、北海道 留寿都村の「ルスツリゾート」。水分量5%と言われるさらさらの粉雪で上級者に人気なのはもちろん、初心者やキッズでも滑りやすいと評判のスノーリゾートです。

直営ホテルは、多彩な客室が選べる「ルスツリゾートホテル&コンベンション」、北海道初のウェスティンブランド「ウェスティン ルスツリゾート」、そして、2020年にオープンしたコンドミニアムスタイルの「The Vale Rusutsu」。

いずれも、快適性を徹底追求した客室や選び放題の豪華なレストラン、さらには、2階建てメリーゴーランド「カルーセル」やショッピングモールなど、国内最高級のスノーリゾート滞在を演出してくれます。

【ルスツリゾート】

◆住所:北海道虻田郡留寿都村字泉川13

◆アクセス:札幌市街地から約75km、新千歳空港から約85km ※札幌から無料バス、新千歳空港から宿泊者専用の有料バスあり(いずれも事前予約制)

※営業期間など詳細情報は公式サイトをご参照ください。

軽井沢プリンスホテルスキー場|別荘感覚のホテル滞在ならここ!

JR北陸新幹線 軽井沢駅から無料シャトルバスで1分! 上信越道 碓氷軽井沢ICからも約15分と、電車でも車でもアクセス良好な長野 軽井沢町「軽井沢プリンスホテルスキー場」。駅前ゲレンデにもかかわらず、全16コースとバリエーションも豊富で多くのファンが訪れる人気スポットです。

直営ホテルは「ザ・プリンス軽井沢」「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」「軽井沢プリンスホテル イースト」「軽井沢プリンスホテル ウエスト」と多彩ですが、おすすめは別荘のようなコテージ泊が可能なイーストとウエスト。

ゲレンデ直結の快適さにあわせて、個室利用も可能な各種レストラン、自然の息吹を感じられる天然温泉、幼児連れにはベビー用具が揃った「ファミリールーム」など、多彩なサービスを享受できると評判です。

【軽井沢プリンスホテルスキー場】

◆住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢

◆アクセス:(車)上信越道 碓氷軽井沢ICから約13km (電車)JR北陸新幹線 軽井沢駅から無料シャトルバスで約1分

※営業期間など詳細情報は公式サイトをご参照ください。

星野リゾート アルツ磐梯|“会津”の地をフルに堪能できるホテル

日本百名山「磐梯山」の麓に位置する、福島 磐梯町の「星野リゾート アルツ磐梯」。初心者にやさしい緩斜面やレッスンに最適な約2kmのメインコースのほか、急斜面、パウダーなど、あらゆる層にマッチする全22本のコースバリエーションが自慢です。

宿泊はゲレンデ脇の立地で、スキーイン・スキーアウトができる直営ホテル「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」がおすすめ。

“会津モダン”を基調にしたデザイン性の高いフロントや客室のほか、地産地消を意識したお食事など、会津の地をフルに満喫できるリゾートホテルと人気を博しています。

【星野リゾート アルツ磐梯】

◆住所:福島県耶麻郡磐梯町大字更科字清水平6838-68

◆アクセス:(車)磐越道 磐梯河東ICから約10km (電車)JR磐越西線 磐梯町駅から無料送迎バスで約20分、JR東北新幹線 郡山駅から有料シャトルバスで約80分

※営業期間など詳細情報は公式サイトをご参照ください。

鷲ヶ岳スキー場|宿泊者特典を活用してお得なスキー&スノボ旅を

東海北陸道 高鷲ICからたった3分! 奥美濃エリア随一の抜群アクセスを誇るスキー場といえば、岐阜 郡上市の「鷲ヶ岳スキー場」です。

ゲレンデは最大幅400mの超幅広バーンをはじめとする、バリエーション豊かな全13コース。チュービング新設のキッズパークや子供たちに大人気の「クレヨンしんちゃんキッズスクール」など、ファミリーコンテンツの充実も見逃せません!

そして、三角形の外観が特徴的なゲレンデベースの直営ホテルが「鷲ヶ岳高原ホテルレインボー」。リフト券やレンタル、スクールや温泉入浴の割引、さらには駐車場無料など、宿泊者限定のサービスは要チェックです。

【鷲ヶ岳スキー場】

◆住所:岐阜県郡上市高鷲町大鷲3250

◆アクセス:(車)東海北陸道 高鷲ICから約3km (電車)長良川鉄道 北濃駅からタクシーで約15分

※営業期間など詳細情報は公式サイトをご参照ください。

執筆:竹川紀人(ハピスノ編集長)

※「ハピスノ」とはファミリースキー情報メディアです