気温がどんどん低下するこれからの時期。日本の多くの山々は深い雪に覆われ、本格的な雪山登山のシーズンに突入しますね。そして登山中の楽しみと言えばやっぱり美味しいご飯。

車で移動できるキャンプと違い、アウトドアレジャーの中でも登山はできるだけ荷物が少ない状態にしたいもの...。でも冷たいお弁当よりも出来立ての料理を味わいたい。そんな方に是非試して欲しいのがコンパクトでリュックに収納しやすい、ワンバーナーを使ったレシピです。

日帰り登山やソロ登山にぴったりのワンバーナー活用レシピをPICK UP!
日帰り登山やソロ登山にぴったりのワンバーナー活用レシピをPICK UP!

濃厚な味わいでやみつきになる!『マカロニチーズ』

アメリカの定番家庭料理『マカロニチーズ』のレシピです。マカロニは別茹でせずにそのまま煮込んでいくのでザルを持っていく必要もなく、時短で仕上げることができますよ♪

~マカロニチーズの作り方(1人分)~

<材料>

・マカロニ 80g

・ベーコン 2枚

・チェダーチーズ 60g

・バター 大さじ1

・牛乳、水 各125ml

・塩胡椒 各適量

<作り方>

(1)ワンバーナーの上にクッカースタンドを設置し、メスティンを乗せたら着火します。

(2)メスティンにバターを熱し、短冊切りのベーコンをさっと炒めていきます。

(3)ベーコンに軽く焼き色がついたらマカロニ・牛乳・水を加え、煮込んでいきます。

(4)マカロニが柔らかくなるまで茹でたらチェダーチーズを加え、軽く水分を飛ばすように更に煮込みます。

(5)仕上げに塩胡椒で味を整えたら完成です。

チェダーチーズをたっぷり使ったアメリカの“おふくろの味”★
チェダーチーズをたっぷり使ったアメリカの“おふくろの味”★

揚げずにヘルシー。『ちくわの磯部揚げ』

あまり空腹ではないけどひと休み中に何か間食したい。そんな時におすすめなのがちくわの磯部揚げ♪ちくわには疲労回復をサポートすると言われる『たんぱく質』・『炭水化物』・『ビタミンB群』といった栄養素がバランス良く含まれています。

~ちくわの磯部揚げの作り方(1人分)~

<材料>

・ちくわ 2本

・薄力粉、水 各大さじ1

・青のり 小さじ2

・塩 ひとつまみ

・サラダ油 大さじ1杯半

<作り方>

(1)ちくわは横半分に切った後、縦半分に切ります。

(2)ポリ袋にちくわ・薄力粉・水・青のり・塩を加え、外側からよく揉み込みます。

(3)ワンバーナーの上にクッカースタンドを設置し、メスティンを乗せたら着火します。

(4)メスティンにサラダ油を熱し、2のちくわをこんがりと焼き色がつくまで加熱したら完成です。

【参照】

メロス

食品成分データベース

カロリースリム

サクサク触感と青のりの香ばしい香りがたまらない。
サクサク触感と青のりの香ばしい香りがたまらない。

パパっと作れて美味しい!『キーマカレー』

スタミナをつけたい時にぴったりのカレーライス。キーマカレーは具材をさっと炒め合わせた後、市販のカレールーと身近な調味料で味付けするだけなので一般的なカレーライスより煮込む時間が短く、とにかく早くご飯を食べたい時に最適です。

~キーマカレーの作り方(1人分)~

<材料>

・合い挽きミンチ 100g

・白ご飯 お好みの量

・玉ねぎ 1/2個

・人参 1/2本

・ピーマン 1/2個

・トマト缶 1/2缶

・ウスターソース 小さじ2

・カレールー 2かけ

・にんにく 1片

・サラダ油 大さじ1

<作り方>

(1)玉ねぎ・人参・ピーマン・にんにくはみじん切りにします。

(2)ワンバーナーの上にクッカースタンドを設置し、クッカーを乗せたら着火します。

(3)クッカーにサラダ油を熱し、にんにくを炒めていきます。

(4)香りが立ってきたら玉ねぎ→人参→合い挽きミンチ→ピーマンの順番で炒めます。

(5)全体に火が通ったらトマト缶・ウスターソース・カレールーを加え、カレールーが溶けるまで煮込みます。

(6)器に白ご飯をよそい、5のキーマカレーを盛り付けたら完成です。

野菜をたっぷり食べられる、トマトベースのキーマカレー。
野菜をたっぷり食べられる、トマトベースのキーマカレー。

登山を安全に行うには食事によってしっかり栄養補給することが大切です。万全な状態で完登するためにも是非、当レシピを参考に登山飯を楽しんで下さいね。

山の中で深呼吸しながらのんびり、リラックス
山の中で深呼吸しながらのんびり、リラックス