日本一早く紅葉が見られる北海道。とはいえ、遠出するのはまだ難しそう…そんなときは、おうち時間で「次のお出かけ先候補」のリストアップはいかがでしょうか♪ 今回は、道央・道南エリアから４つの紅葉名所をご紹介します。アクセス良く気軽に行けて、北海道ならではのダイナミックな紅葉狩りが楽しめるスポットです。
お出かけリスト作りには、『tenki.jp 紅葉見ごろ情報』『tenki.jp お出かけスポット天気』の情報も、ぜひお役立てください。
※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『３つの密』の回避を心掛けましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従いましょう。
※お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
札幌市内にある紅葉絶景！温泉街から名所めぐり／定山渓（札幌市南区）
札幌駅から車で約40分。山々に囲まれた豊平川の上流にある温泉景勝地です。秋には渓谷の岩肌が紅葉に彩られ、絵画のような美しさに！ 真っ赤な「二見吊橋」の上からは、かっぱ伝説が残る「かっぱ淵」が望めます。自然散策路へと続いていて、紅葉に包まれてお散歩が楽しめますよ。周辺には「定山渓ファーム」「豊平峡ダム」など見どころがいっぱい。紅葉が見ごろとなる10月には、定山渓温泉の紅葉ビュースポットをめぐる「紅葉かっぱバス」も運行されます。
定山渓（じょうざんけい）
■所在地：北海道札幌市南区定山渓温泉
■問い合わせ：011-598-2012（定山渓観光協会）
■紅葉の種類：カエデ、ナナカマド、ウルシ、サクラ、カツラ
※詳細は公式サイトをご参照ください
黄金伝説のロマン！個性ある３つの滝を楽しもう／恵庭渓谷（恵庭市盤尻）
漁川（いざりがわ）の支流ラルマナイ川にある観光名所です。３つの個性的な滝で知られています。散策路や滝見広場などが整備され、それぞれの滝めぐりを楽しむことができます。真っ白な扇を広げたような優美な姿の「白扇の滝」、白い帯が三段になって流れ落ちる「三段の滝」、大木の間から雄々しく流れ落ちる迫力の「ラルマナイの滝」。じつはこの地には、平泉で討死したはずの源義経が生きのびてここに黄金を埋蔵した⁈ という伝説があるのです。ミステリアスな歴史ロマンが、滝の紅葉をいっそう神秘的に、艶やかに魅せてくれるのかもしれませんね。
恵庭（えにわ）渓谷
■所在地：北海道恵庭市盤尻
■問い合わせ：0123-33-3131（恵庭市役所）
■紅葉の種類：ハルニレ、イチョウ、ミズナラ、カエデ、シラカバ
※詳細は公式サイトをご参照ください
湖面で紅葉狩り！水に映る美しい秋を満喫しよう／大沼国定公園（亀田郡七飯町）
道南唯一の国定公園です。活火山「駒ケ岳」と、その噴火でできた大沼湖、小沼湖、じゅんさい沼、大小の島など周辺一帯が指定されています。秋になると、大沼公園駅前の街路樹は美しい黄色に輝きます。駒ケ岳を望む大沼湖畔の「湖月橋」は、絶好の紅葉スポット。湖には大小126もの小島が浮かび、そのいくつかは橋で結ばれて島巡りの遊歩道となっています。色鮮やかに染まる湖畔をサイクリングやウォーキングで周遊するのもおすすめです。また湖上の遊覧船、カヌーやボートから、湖面に映る紅葉をゆっくりと楽しむこともできますよ。
大沼国定公園
■所在地：北海道亀田郡七飯町
■問い合わせ：0138-65-2517（七飯町役場 経済部商工観光課）
■紅葉の種類：カエデ、ブナ、ナラ、ウルシ、ヤマモミジ
※詳細は公式サイトをご参照ください
噴火口の紅葉！湧き出す温泉のまわりを散策／登別温泉地獄谷（登別市登別温泉町）
日和山（ひよりやま）の噴火活動でできた、直径約450mの爆裂火口跡です。泡を立ててお湯が湧き出る様子から、地獄谷と名付けられました。噴火口のまわりは遊歩道が整備されており、車いすやベビーカーでもまわれるようになっています。紅葉の季節を迎えると、地獄谷周辺・大湯沼周辺のナナカマド・ヤマウルシが真っ赤に色づきます。紅葉の見ごろは、例年10月中旬から下旬頃。登別温泉街から徒歩すぐの所にあり、ここから湧き出た温泉が温泉街の各温泉に引かれています。散策のあとはぜひ温泉に浸かって寛ぎたいですね。
登別温泉地獄谷
■所在地：北海道登別市登別温泉町無番地
■問い合わせ：0143-84-3311（登別国際観光コンベンション協会）
■紅葉の種類：ナナカマド、ヤマウルシ、モミジ
※詳細は公式サイトをご参照ください
北海道の紅葉はいかがでしたか？ お住まいの近くにある紅葉スポットも、ぜひチェックしてみてくださいね。
ジェーン・スー
北原みのり
田村耕太郎
