3月7日は消防記念日。災害はいつも身近! 春とはいえ、ゆるみは禁物 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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3月7日は消防記念日。災害はいつも身近! 春とはいえ、ゆるみは禁物

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海にかこまれ、背骨のように走る山々から流れる水が潤す日本列島は、自然の恵みをたっぷりと受けて作物を産みだします。そのおかげで1年を通して私たちの生活は豊かに育まれていますね。その反面、大雨による水害、土砂崩れ、地震や津波と、災害とは常に背中合わせの生活をしていることを痛切に感じます。対策を行っていても時には予想もしない災害にみまわれてしまうこの頃。非常時の災害と共に、私たちが細心の注意をはらうことで防げる火災については、日頃からの心がけを大切にしていきたいですね。


火の元の始末が何より肝心! 心を新たにして確認しましょう

2月21日に栃木県で発生した山火事の広がりは、近隣住民に避難勧告が出されるなどの不安をもたらし大きく報道されました。画面に映る炎の勢いには火事の怖さを実感させられます。

近頃は電化が進み家庭内で火をみることも少なくなりました。また、ガス器具も火災の恐れのないように安全装置がつき、住宅火災探知機の設置義務化など火災が起こらないように予防がされています。だからこそ日常のなかで数少なくなった火を使う場、灯油を使った暖房器具やカセットコンロ、お仏壇の蝋燭や線香、煙草など、身近で火を使う時の危険性を改めて注意していかなければなりません。

ライターや着火器は置き場所を決めて使ったら元に戻しておく、マッチを擦った燃え残りは必ず水につける、等小さな積み重ねで火事が防げる、これを忘れないことが大切です。

地震など何か災害が起こった時に気をつけたいのが、アイロンやドライヤーといった熱を発する電気製品です。コンセントを抜くことを忘れないようにしましょう。できればガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落とせればいいですね。そのためには普段から位置を確かめ、いざという時に行動できるように心がけておくことが必要です。

「火の始末」子供の頃から言われていることですが、消防記念日の今日もう一度確認しておきませんか。


すわ火事!何をどうしたらいいの?

燃え上がる火の勢いを目の当たりにした時、腰が抜けて動けなかったと言っていた人がいました。このことばに本物の火の怖さを教えてもらったように思います。基本的なことですが、万が一火を出してしまった時、また火事を発見した時はどうしたらいいか、各自治体の防災ページを参照してみると要点が5つにまとまりました。

1.先ず119番に通報しましょう。誰かそばの人にお願いするのもいいようです

2.とにかく大声で知らせましょう。鍋など音のでるものをガンガン叩くことも大切

3.火が小さかったら消化です。手近にある座布団で叩く、毛布をかぶせるなどし、消火器があればすぐ使います

4.無理は禁物。手に負えないと思ったら早く逃げましょう

5.逃げてから、「アッ!忘れ物」などといって戻ってはいけません

一つずつ読むとその通りだとわかりますが、緊急の場合、冷静に対応できるかが難しいところと思います。日々の生活の中で消防自動車のサイレンの音を聞くことがあると思います。そんな時、この5つのポイントを思い出してみて下さい。また火の怖さが感じられる時、例えば天ぷらを揚げている、ストーブの灯油を注いでいる、このような時に「火事を出さないように」と考えることも防災の小さな知恵になるかもしれません。


非常用持ち出しセットは買ったけれど…上手く管理できていますか?

東日本大震災を機に災害がいかに生活を変えてしまうかを目の当たりにしました。非常時に必要な物は何かが注目され、非常用持ち出しセットを多くの人が買い求め、家に準備したことと思います。その後、そのセットを使うことが無かったのは大変幸せなことですが、メンテナンスをしている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか? 買ってから一度も開けていないという方もいるかもしれません。年に1度、日を決めて(例えば防災の日に)チェックすることが大切です。

何よりも重要になる食料は、日常的に食べながら備蓄する方法が最近すすめられています。レトルト食品や缶詰、飲料水などを日常から多めに買い置きし、消費した分を買い足していくという方法です。この時大切なのが賞味期限切れを出さないように使っていくことです。買った物をつい前に置いて、奥に古い物を残してしまうことの無いように、家族で古い物から食べていくように申し合わせておくのも大事でしょう。

またお子さんに食品備蓄のチェック係を任せてみるのもいいアイデアです。もしもの時にどれから食べたらいいか教えてね、ということから災害に対する自覚と責任感も生まれてくるようですよ。

食料の他にも電池やラジオ、消毒用のアルコールやマスクなど使いながらの入れ替えを心がけることは非常時の心構えにもなることでしょう。その時が来ないにこしたことはないのですが、万が一のために備えは必要です。そして毎日の「火の用心」も実行が大切です。


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