新しい年も明けて、1月も半ばになりました。新しいいつもの日常が始まって、少し疲れが出始めている人もいるのではないでしょうか?そんなときには、つい食事も簡素なものになりがちです。お正月に食べたたくさんの美味しいものなど、少し食べ疲れを胃腸に感じている人もいるかもしれませんね。

今回は、サッと作ることができて、ホッとできるお料理のレシピをご紹介します。夜遅くにご飯を食べても、罪悪感が少ない、消化に良いメニューです。しっかり食べて、明日を、毎日を、元気に笑顔で過ごしましょう!

一品目:クリーミー白和え

良質なタンパク質を含むお豆腐で白和えを作ります。お野菜と和えるのでヘルシーですよね。また低カロリー食材のこんにゃくを使って、食感や満足感をアップさせるだけでなく、胃腸のお掃除にも一役買ってもらいましょう。具材を小さめに切ると、調理時間が短くて済みます。

<材料>

豆腐(絹ごし) 200g

こんにゃく 1枚

にんじん 1/2本

いんげん 7本

顆粒だし 小さじ1

白だし 大さじ1

砂糖 小さじ1

塩 少々

いりごま お好みで

<作り方>

1. 豆腐はふきんなどに包んで、重しをし、水切りをします。

2. こんにゃくは手で、食べやすい大きさにちぎり、湯通しをしておきます。にんじんは皮をむいて、小さめの乱切りにします。いんげんはヘタを取って、3等分程度に斜めに切ります。

3. 2の下ごしらえした材料を耐熱皿に広げておき、分量外の酒小さじ1と塩を軽く振って、ふんわりとラップをかけて、にんじんが少し柔らかくなる程度に電子レンジで加熱します。

4. すり鉢に1の豆腐を入れてすり潰します。滑らかになったら、砂糖と塩を加えて、さらにすり混ぜます。

5. 3が出来上がったら、温かいうちに、顆粒だしと白だしを加えて和えて、なじませます。粗熱が取れて、味がなじんだようなら、具材だけを4に加えて和えます。お好みでいりごまを振り入れて、さらにサッと和えたら出来上がりです。

二品目:ニラのお漬物

ニラは様々な栄養素を多くバランスよく含む食材で、「元気が出る食材」として有名ですよね。今回のレシピは、たくさんの量を食べやすく、また時間を短縮して調理することができます。作り置きにももってこい。ご飯のお供や、晩酌のお供にも向いています。

<材料>

ニラ 1束

にんにく 1片

あさりの水煮缶 1/2缶(およそ70g)

砂糖 大さじ3

酒 大さじ2

しょうゆ 1/2カップ

<作り方>

1. ニラは5cmの長さで切り揃えます。

2. にんにくは皮をむいて、芯を取り除いて、包丁の腹などで潰します。

3. 鍋にニラ以外の材料を全て(缶詰の煮汁も含めて)を入れて、中火でひと煮立ちさせ、火を止めます。粗熱が取れたら、保存容器にニラと一緒に入れます。表面全体にラップが浸かるようにラップで蓋をして、冷蔵庫で30分ほど休ませたら出来上がりです。

三品目:白身魚のフォー

フォーとは米でできた麺のことです。フォーは水分を吸収しやすく、油分は吸収しにくいという性質があります。また糖質が少なめの麺であることから、ヘルシーという印象が強いですよね。一緒に摂るスープを工夫して、油分少なめで旨味たっぷりのスープを作ってみましょう。きっと病みつきになること間違いなしです。慣れたら、添える野菜にひと工夫して、サラダたっぷりの麺にアレンジしてみても。

<材料>

フォー 2人前

白身魚の切り身 1切

香菜 お好みで

レタス 2枚

水菜 10本

フライドオニオン 大さじ1

すだち 適量

*鶏ガラだし(顆粒) 小さじ1

*水 500cc

*切りいか ひとつまみ

*ナンプラー 大さじ2

*砂糖 ひとつまみ

<作り方>

1. フォーはぬるま湯に10〜15分つけておき、その後、2〜3分茹でます。

2. 白身魚は薄切りに削いで、熱湯を回しかけておきます。

3. レタスは千切りに、水菜は5cmの長さで切っておきます。香菜は葉を手でちぎって、茎はみじん切りにしておきます。

4. 鍋に*印と香菜の根を入れて、火にかけて煮立たせます。

5. 器にフォーをよそい、レタス、水菜、白身魚を載せておきます。

6. 熱々にした4のスープを白身にかけるように注ぎ入れて、フライドオニオン、香菜を振り入れて、すだちをひと絞りしたら出来上がりです。

しっかり食べて元気な体を作る、基本のことがとても大切ですね。

参考 夜なごみおかずとしめくくりヌードル 根本きこ/株式会社アスコム