裏起毛とは?その特性や裏毛との違いなど基礎知識を紹介 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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裏起毛とは?その特性や裏毛との違いなど基礎知識を紹介

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気温が低くなってくると、裏起毛のトレーナーやパーカーなどを着る人が増えてきます。裏起毛は冬の定番アイテムですが、なぜ暖かいのか、「裏毛」とはどう違うのかなど、素朴な疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、冬にぴったりの裏起毛に関する基礎知識や、ファッションに取り入れる際のポイントなどをまとめました。


裏起毛とは?裏毛との違いは?気になる基礎知識を解説

トレーナーやパーカーなどによく見られるスウェット生地は、表地と裏地で二層構造になっています。このうち、裏地はさらに「裏毛(うらけ)」と「裏起毛(うらきもう)」の2種類にわかれています。

裏毛とは、裏糸をパイル状(ループ状)に編み込み、少し浮かせたタオル地のような生地のことです。別名「裏パイル」とも呼ばれており、素材は綿100%を用いたものが多く見られます。

一方の裏起毛は、裏毛の繊維を起こし、毛羽を一定の長さにカットした生地のことです。裏毛と比べるとふわふわした見た目で、素材にはポリエステル混が多用されます。つまり裏起毛は、裏毛に手を加えて作られた素材といえます。

■裏起毛と裏毛の特徴の違い

繊維がループ状になっている裏毛は、肌触りが良く、吸水性に長けた素材です。表面が毛羽立っていないぶん、ボリュームを抑えられるため、重ね着しても着ぶくれしにくいところが特徴です。

一方、繊維を起こした裏起毛は、質感が柔らかく、見た目にもボリュームがあります。保温性が高いので、一枚で着用しても暖かく、寒い冬にぴったりの素材です。

どちらも秋冬の定番であるスウェット生地のトレーナーやパーカーなどに用いられますが、涼しいときやスポーツをするときは裏毛、寒い日の防寒対策には裏起毛の衣類を着用するなど、気温や目的に合わせて使い分けている人が多いようです。


寒い冬にぴったり!裏起毛が暖かい理由

裏起毛は繊維を毛羽立てているぶん、裏毛より空気を含みやすい性質をもっています。裏起毛の衣類を着用していると、体温で暖められた空気をしっかりキャッチしてくれるので、衣類内部の温度をキープすることができます。また、裏毛に比べると生地に厚みがあり、冷たい外気を通しにくくなるところも保温性を高める要因のひとつです。


裏起毛アイテムをファッションに取り入れるポイント

裏起毛アイテムを上手に取り入れると、暖かさとおしゃれを両立させることができます。

ここでは、裏起毛アイテムをファッションに取り入れる際の3つのポイントをご紹介します。

■1. 厚着は避ける

裏起毛は繊維を毛羽立てているぶん、生地にボリュームがあるため、重ね着すると着ぶくれしてしまう可能性があります。もともと裏起毛は保温性が高く、1枚でも十分暖かいので、裏起毛ファッションを取り入れるなら厚着は避けましょう。重ね着したいときは、アウター、インナーともに薄手のものがおすすめです。

■2. しっかり防寒対策したいときは裏起毛ボトムスがおすすめ

かつて裏起毛のアイテムといえば、トレーナーやパーカーなどのトップスが主流でした。しかし、近年はパンツやスカートなど、裏起毛のボトムスにも人気が集まっています。ボトムスはトップスとは異なり、2枚、3枚と重ね履きすることができないので、1枚でも暖かい裏起毛のパンツ・スカートを着用すれば、下半身の冷え対策に役立ちます。

■3. 裏起毛インナー・ソックスで暖かさをプラス

底冷えするような寒い日は、トップスやボトムスだけでなく、裏起毛のインナーやソックスも活用しましょう。肌にぴったりフィットするタイプの裏起毛インナーなら、暖かい空気をよりしっかり閉じ込めることができるので、重ね着しなくても十分な暖を取れます。

下半身の冷えが気になる方は、裏起毛ボトムスに裏起毛ソックスを組み合わせると、足元の冷え対策に効果的です。スカートを着用する場合は、裏起毛タイツを重ね履きするのもおすすめです。


あったか裏起毛アイテムで寒い冬を乗り切ろう!

裏毛の繊維を毛羽立てた裏起毛は、生地に厚みがあるうえ、空気を多く含む性質をもっているため、高い保温性を発揮します。最近はトップスだけでなく、ボトムスやインナーにも裏起毛を採用したものが増えていますので、その日の気温や好みに合わせて、上手にコーディネートに取り入れてみましょう。

日本気象協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」では、天気や気温、降水確率のほかに服装指数がチェックできます。

服装指数はその日におすすめの服装が掲載されており、10日先まで見ることができます。

服装指数が「ダウンジャケットでしっかり防寒」の日は、裏起毛のアイテムを組み合わせて、しっかり寒さ対策しましょう。


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