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関東の東の端に位置する千葉県香取市。冬の差し迫る夜、巨木が林立する亀背山(かめがせやま)の森に囲まれた香取神宮(下総国一ノ宮)の神殿で、ひっそりとある宴が開かれます。招くホストも神なら、ゲストもすべて神。神無月の出雲に集い、帰郷した東国の神々が、東国鎮護のために居残っていた香取神宮に祀られる武神・経津主大神(ふつぬしのおおかみ)のもとに集い、経津主と姫神によってお疲れの神々をねぎらう宴と伝えられます。神官により特殊神饌が正殿に次々に運び込まれ、若武者装束の大和舞が奉納されます。かがり火の中、執り行われるその厳粛な神事は「大饗祭(たいきょうさい)」と呼ばれます。
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