新型コロナと自然災害 今こそ確認しておきたい避難方法(第3弾)~在宅避難・避難所編~ 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット)

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新型コロナと自然災害 今こそ確認しておきたい避難方法(第3弾)~在宅避難・避難所編~

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3密を避けるための避難生活場所の選択肢

3密を避けるための避難生活場所の選択肢

在宅避難中のライフライン確保のために最低限備えておきたいもの

在宅避難中のライフライン確保のために最低限備えておきたいもの

在宅避難ができるよう「ローリングストック」しながら上手に備蓄を

在宅避難ができるよう「ローリングストック」しながら上手に備蓄を

避難所における感染症対策の一例

避難所における感染症対策の一例

夏場の避難は熱中症にも十分注意を

夏場の避難は熱中症にも十分注意を

避難所での感染リスクを避けるため、避難所以外の選択肢は?そして、避難所での注意点は?全3回にわたる特集最終回は「在宅避難・避難所編」をお届けします。

(監修:政策研究大学院大学教授、一般財団法人砂防・地すべり技術センター砂防技術研究所長 小山内 信智 先生)


3密を避けるため「避難所」以外も検討を

万が一、地震や津波、水害などが発生して被災した場合、避難生活を送る場所の選択肢は、定められた避難所(指定避難所)だけではありません。

災害発生後、避難所は、あくまで被災して自宅での生活が困難な人々のために開設されるものであり、また、避難所に行けば必ず安心というわけでもありません。

避難所は共同生活のため、プライバシーを守ることも難しく、居住スペースや物資にも限りがあり、決して良好な環境とは限らないため、逆にストレスなどで体調を崩してしまうこともあります。

さらに、避難所では密閉・密集・密接のいわゆる3密に近い状態となる可能性があり、新型コロナウイルスなどの感染症が蔓延している状況では、感染のリスクが高まるおそれがあります。

こうした点から、発災後における「避難所」以外の避難先について考えてみましょう。


避難先① 家が無事なら「在宅避難」

災害の余波に対しても自宅の安全確保が十分想定できて、居住の継続ができる状況であれば、住み慣れた自宅での生活を続ける「在宅避難」という選択肢も視野に入れておきましょう。

ただし、在宅避難のためには「事前の備え」が必要です。

大規模な災害が発生すると、建物が無事であっても、ライフラインが停止し、食料や日用品の調達も不可能になることが想定されます。

内閣府による首都直下地震等による東京の被害想定では、各ライフラインの復旧目標日数は、電気で6日、上水道で30日、ガスで55日となっています。

それぞれのライフラインに対しての備えをしておきましょう。

また、これからの季節、暑さによる熱中症対策も必要になってきます。猛暑の中、停電でエアコンが使えなくなることも考えると、乾電池式の携帯型扇風機やうちわなども用意しておくと良いでしょう。 そして食料も、道路の復旧や救援物資が届くまでの最低3日分(できれば1週間分)が必要です。飲料水や缶詰、レトルト食品、栄養補助食品などの食料を備えておきましょう。

ライフライン同様、夏場は熱中症予防を考えて、飲料水や塩分の接種がしやすい食料を少し多めにすると良いでしょう。

ここで気になるのが、「備蓄」というと、買いだめにつながるのではないかということですが、普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していきながら、常に一定量の食料を家に備蓄しておく「ローリングストック」をぜひ心掛けてください。ローリングストックのポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することです。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛を背景に、スーパーでの買いだめ・買い占めの問題から、必要以上の食料品や生活用品の購入は控えるべきですが、日常の中に備蓄を上手に取り込めば、過度な買いだめ・買い占めは回避することができます。


避難先② 近くの親戚や知人の家などへ「自主避難」

自宅外に避難する場合、安全が確保できる場所であれば、避難所でなくても問題ありません。

避難所における3密を回避するため、あらかじめ、より安全な近くの親戚や知人の家などを自主避難先としてお願いしておくなど、なるべく避難先を分散できるようにしておくと安心です。

→詳しくは「「新型コロナと自然災害 今こそ確認しておきたい避難方法(第2弾)~自宅待避・垂直避難編~」をご覧ください。


「避難所」では感染症予防の徹底を

避難所など多くの人が避難してくる場所に避難する場合は、感染症予防のため、以下のような点に注意しましょう。

・持ち物

非常用持ち出し品としてマスク(ない場合は口や鼻を覆うハンカチやティッシュ)、アルコール消毒液またはウェットティッシュ、体温計を持っていきましょう。

・検温と体調管理

避難所に入る前と、避難所に入ってからの毎日の検温を行いましょう。発熱やせきなど体調に異変がある場合は必ず避難所の運営者等に申し出てください。

・手洗いと咳エチケット

避難所では「自分がかからない」「他人にうつさない」よう、手洗い、咳エチケットを徹底しましょう。できる限り、こまめな手洗い、消毒を心掛けてください。


避難中の熱中症に注意!

さらに、避難所に限らず在宅避難や自主避難先の場合も含めての注意点ですが、これからの季節は、避難中の熱中症にも注意が必要です。

今年は長期の外出自粛により、体が暑さに慣れる「暑熱順化」が遅れているため、例年以上に熱中症にかかりやすくなるおそれがあります。熱中症により基礎体力が衰えると、ウィルス感染者の重症化のリスクも高まります。

「喉が渇いた」と感じる前にこまめな水分補給と塩分の補給、吸湿性や通気性の良い衣服を着用するなど心掛けてください。【監修】

小山内 信智 先生(政策研究大学院大学教授、一般財団法人砂防・地すべり技術センター砂防技術研究所長)【参考】

防災学術連携体:https://janet-dr.com/

厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/index.html

トクする!防災:https://tokusuru-bosai.jp/

熱中症ゼロへ:https://www.netsuzero.jp/

東京都防災ブック「東京防災」:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/index.html

北海道庁:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/

さいたま市:https://www.city.saitama.jp/index.html

横浜市:https://www.city.yokohama.lg.jp/

江戸川区:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/


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